今日はとある小学生を紹介します。
この子、塾に入ったときは、大変がっかりな子でした。
宿題やりたくないからと答えは写してくるし、
宿題わからないからと全部答えを写すし、
漢字を覚えてこいと言っても覚えてこないし・・・
まぁ、問題児でしたよね。
真面目なフリしてサボるときは全力でサボる子でした。
ちゃんとやってなけりゃ、テストでバレるんですけどね。
宿題をきちんとやらない子がテストで合格点をとれるはずもないんですから。
そういうのもごまかせると思っていたんでしょうね。
私は何度もそういう生徒のウソに見たことがありますからね。
それなりに見抜くスキルが上がっているんですよ。
保護者面談で、この子の悪事について保護者に伝え、解答は親が持つことにして丸付けのときだけ子どもに渡すこととしました。
それからは親の管理のもと、家でしっかりと宿題をさせられることになったんですよね。
ちなみに、どんなやり方かというと・・・
『宿題範囲を満点とるまで何度もやり直しをさせる』
これがこの子の保護者の方がやらせていることなんですよね。
満点をとらないと宿題が延々と続くわけですよ。
素晴らしい取り組みだと思います。
この子にミスをすることの大変さをわからせることができますものね。
なにせミスをしたら永遠に宿題が終わらないんですから笑
もう3ヶ月くらい経ちましたかね。
徐々に成果が出てきていますよ。
確認テストもひどい点数をとらなくなってきましたし、わからないこともきちんとわからないと言えるようになりました。
これって完全に親の手柄なんですよ。
塾はここまでやってあげることはできませんからね。
家でのことは保護者の方に任せるしかないんですから。
やり方次第で子どもはいくらでも成長できます。
短期間でも正しい方向に促してあげれば成長するんです。
この子は小学生のうちに修正ができましたね。
きっと中学生になってからでは手遅れになっていたことでしょう。
ま、まだまだどうなるかはわかりませんけどね。
あとは自主性が出てくればいいんですけどね。
とはいえ、勉強を頑張って褒められる快感は感じるようになってきたはずです。
この調子で頑張ってもらいたいですね・
それでは、今日はこの辺で。