とある中2の生徒がこんなことを言っていました。
まぁ、話の流れで出た言葉なんですけどね。
聞いた瞬間「へ~」と思っちゃいましたね。
その言葉というのは、「・・・数学と英語は楽しいからいいけど・・・」
話の流れから出た言葉なので、この前後にも言葉はありますけどね。
でも、まさかこのフレーズが出てくるとは思わなかった笑
この子が数学と英語が楽しいというのは、うちの授業が楽しいってわけではないんですよ。
うちの授業は90分みっちり授業をしますからね。
私の説明を聞いて、問題を解き、私が採点し、間違いを指摘する・・・
これを延々と続けるわけです。
正直、勉強が嫌いな子にとっては地獄です。
たまに雑談はしますが、基本はどんどん授業を進めますからね。
学校の授業に追いつかれないためにも、どんどん進めないといけないんですよ。
では、なぜこの生徒が上記のようなことを言ったのか。
それは、数学と英語が「わかる」から楽しいってことなんですよ。
うちは基本的に予習を進めていくわけですが、生徒は基本的に学校の授業を聞く前に「もうわかっている」わけです。
学校の授業は聞いていても楽しいんじゃないですかね?
大事なことは私が生徒に伝えていますので、「あぁ、もう知っている」というスタンスで授業を聞くことができますから。
他の子がつまずいている問題も、うちの子たちはすでに授業で解いているわけです。
なんなら、そこで間違えて、私に何で間違えたかの説明を受け、間違えないようにするためのポイントまで聞いているわけです。
子どもにとっては、学校の授業が楽に感じると思います。
まぁ、学校が楽しいかどうかなんて、学校の勉強がわかるかどうかなんでね。
学校の授業がわかるのは生徒にとって良いことなんですよね。
うちは講習ですでに予習を始めますからね。
1学期の授業の大半の内容を塾で習ってしまっているわけです。
学校に追いつかれるわけもないんです。
小学生なんか、もう1学期の内容が終わりかかっていますからね。
特に小6は早めに小学生内容を終わらせて、中学数学に進もうと思っていますし。
英語は小6の間に中1の3分の2は終わってしまいますからね。
早い子なら中1に上がった瞬間に中2の内容が始まるんです。
こんなスピードでちゃんと理解しているか確認しながら進んでいくのですから、学校の授業がわからなくなることはないでしょうね。
とはいえ、これが全員でないのが悲しいところです。
生徒の中には、なかなか理解できず、やったことを片っ端から忘れてしまう子がいます。
こういう子は予習よりも復習が大事なんでしょうけどね。
そこは各自の努力で何とかしてもらうしかないですね。
復習とは、一度解けた問題のやり方を思い出すだけでいいのですからね。
そもそも実力テスト対策なんて、復習をするしかないんですから、自分で復習ができないと勉強はできるようにはならないですし。
基本的には塾の授業で勉強のペースをつかんでもらいます。
しかし、これだけで終わらないのが勉強です。
各自が復習に時間が充てられるように、うまい具合に指示を出そうかなと思っています。
それでは、今日はこの辺で。