昨日、黄金世代の結果を公表しました。
まぁ素晴らしい結果だったのですけど、これって生徒の努力がないと始まらないんですよね。
塾の取り組みというのは効果は些細なものですしね。
塾がどれだけ頑張ろうが生徒自身の努力がないと成績って上がらないんですよ。
塾は普通に授業を行い、英単語テストを行い、水曜日に自習をさせていることくらいです。
こんなの大体の塾でやっていることですし、それだけではここまでの成果は出ないんですよ。
好成績をとった生徒は、塾での取り組みに全力をかけているのはもちろん、それ以外にも勉強しているんですよ。
塾はその頑張りを応援する環境を用意したり、スケジュールを管理してあげたりしただけです。
塾としても定期テストはかなりの勉強をさせますけどね。
最低でも9時間は塾で自習することになりますし、学校のワークも1週間前に終わらせないといけませんしね。
ただ、それからの勉強は各自自由にやってもらっています。
学校ワークを繰り返す子がいたり、学校から配布されたプリントをやっている子がいたり、教科書を読み込む子がいたり、教科書の章末問題を解く子がいたり・・・
とにかく各自が自分で考えたやり方で勉強していくんです。
その間、塾側は特に指示は出しません。
やったとしても、間違った勉強のやり方を訂正させるくらいですかね。
とはいえ、最近は間違ったやり方すら放置することもあります。
なぜなら、それすら生徒にとっては良い経験になるからです。
あえて失敗をさせて反省させた方が、私がただ指摘するよりも効果がある場合が多いんです。
そもそも自学というのは、自分で勉強方法を見つけることが大事なんです。
与えられた勉強方法は、短期間に成果を出すこともありますが、そもそもその方法はその子に合った勉強方法ではないかもしれないのです。
それでは、真に勉強方法が見つかったことにはならず、そのまま大学の受験勉強をするのは危険なんです。
大学受験のための勉強は、自学を極めないと太刀打ちができません。
適当な大学に進学するならまだしも、上位の大学に行きたいなら生半可な勉強ではダメだからです。
であれば、中学時代に真に自分に合った勉強方法を見つけた方がいいのです。
うちの黄金世代の子達はいずれも自学ができる子がそろっています。
このまま高校に進学することができれば、大学受験もそのままうまくいくことでしょう。
この子達が躓かないよう、私も頑張って導かないといけませんね。
それでは、今日はこの辺で。