今日も今日とて、中3生が自習に来ています。
淡々と自分のやるべきことを考え、黙々と勉強をしています。
これも第一志望の高校に合格するため。
万が一にも不合格にならないようにするため。
そのためにできることを精いっぱいやっているんです。
その中には、すでに高校に合格している子たちもいます。
受験が終わったのにのんびりしていないんです。
この子達はなぜそんなことをしているのか?
それは現役で大学に受かりたいからです。
大学に合格することが次の目標になっているからです。
高校に合格することがゴールではないんですね。
高校に合格すると、途端に遊び始める子がいます。
以前の私は、今まで受験勉強頑張ったのだから、少しは遊んでもいいと思っていました。
しかし、毎日遊んでしまっては今まで勉強してきた習慣がなくなってしまうのです。
それは本当にもったいないことです。
高校が最終学歴でいいと考えるのであれば、それでもいいのかもしれません。
受験勉強という人生で初めての頑張りを経験したのですから、そのご褒美で遊びまくるのはアリなんでしょう。
でも、将来大学に進学したいと考えているなら話が違います。
すぐに勉強を開始しておいた方がいいのです。
人より先んじて行動するのは何よりも大事なことです。
高校に入れば競争の世界に放り込まれるわけですし、最終的に大学に行きたいのであれば、高校内で良い順位をとれるようにした方がいいんです。
ちなみに、高校に入れば学力診断テストがあります。
内容は中学校のものですが、春休みに遊んでばかりいると、せっかく覚えた知識も頭から消えてしまいます。
そのテストで良い順位をとっておけば、それが高校生活の目安となるのです。
一方で低い順位からスタートすると、ゆくゆくはその位置に甘んじてしまい、努力するのを止めてしまいます。
そうなるのを防ぐためにも、高校合格を果たしたらすぐに勉強をしていきましょう。
ただ、休息も必要ではありますので、適度に休息したら勉強を再開させましょうね。
何事も緩急は必要ですしね。
それでは、今日はこの辺で。