今週の水曜日に学校ワークが終わっている人は、あとは繰り返しをしなくてはいけません。
一度だけワークを解いたからといって、定期テストの点数は上がりません。
土曜日の午前中は中3生の理社特別特訓の集団授業です。
今日はテスト対策として、プリントをやってもらったのですが、生徒たちの明暗が分かれましたね。
すでに学校ワークの繰り返しを行っている子は、社会のプリントをスラスラ解いていました。間違えもほとんどありませんでした。
一方で、まだ学校ワークが終わっていない子は、社会のプリントがほとんど埋められませんでした。
前者の子は長年うちに通っている生徒です。
すでに学校ワークの繰り返しの大事さをわかっているんですね。
「どのくらい繰り返しやったの?3回くらい?」とその子に聞くと、
「いや、すでに4、5回は繰り返してる。後、2、3回はやるつもり」と答えていました。
明日、テストでもいいくらいに仕上がっているのですが、これからまだ完成度を高めようとしています。
一度、学校ワークの繰り返しの効果を感じてた生徒に対して、私からアドバイスをすることはなくなります。
なぜなら、そういう生徒は自らどう勉強すればいいかを考えることができるからです。
今日もその生徒には、他の教科の進捗状況を聞いて、どう勉強するのかを確認しました。
「英語は並び替えをひたすらやる、間接疑問文はできるし、分詞も苦手じゃないし・・・」
「数学は文章題だけ記憶するまで解く。」
これはこの生徒が考えているプランです。
優秀な生徒はこのように勉強プランを考えることができます。
勉強方法がわかるというのは、こういうことを言うのでしょう。
具体的に勉強プランを考えられる子は、今後の勉強も大丈夫だと思います。
勉強する習慣を身につけることで勉強方法を考えることができるようになります。
定期テスト前の勉強をおろそかにしないこと、それが大事だと思います。
今週の定期テストが終わるまでは、ガツガツ勉強させてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。