当塾では、定期テスト前に塾に来て勉強してもらっています。
塾の空間は狭いですから、生徒が何を勉強しているのかを確認しやすいです。
その都度、生徒に声かけをし勉強方法のアドバイスをするようにしています。
勉強自体は家でやってくれるのであれば、家での方がいいと思います。
しかし、監視されていない中で、集中して勉強できる人は一握りの人しかいません。
保護者様がずっと我が子を監視しておけばいいのでしょうが、そうそううまくはいかないですよね。
だからこそ、うちで自習することを強制しているのです。
勉強する習慣がない子にとって、勉強を長時間行うのは難しいです。
まだ塾に入りたての生徒ほど、勉強に集中する時間が短いです。
ただ、これは反復して経験することによって解決できます。
人は慣れてくることによって、最初は困難でできないことが、徐々にできるようになってくるものなんです。
部活での練習についていくのに体力が必要なように、勉強するためにも勉強体力なるものが必要なんです。
体力は毎日部活の練習を続けることで筋肉が発達して身についていくものです。
勉強体力も同じで、長時間の勉強を経験することによって身についていくのです。
まだまだやる気が薄い生徒にとって、最初に行わなければいけないのはとにかく勉強することなんです。
それが失敗だろうと成功だろうと関係なく、まずはやってみることが大事なんです。
人は経験して失敗しなくては、反省自体行いません。
そして、人の意見にも耳を貸さないのです。
実践して失敗する、そしてそれを反省して次に活かしていくのです。
定期テストは勉強するきっかけを与えてくれる大事なチャンスです。
これを毎回逃しているようでしたら、成績は上がってこないですし、長時間勉強することも不可能でしょうね。
定期テスト前はしっかりと勉強させる。これが勉強の基本の一つだと思いますよ。
それでは、今日はこの辺で。