神栖2中は明日、明後日と定期テストですね。
例年より1週間早い定期テストですから、
準備期間が短かったのは痛いですが、
うちの子たちは全員学校ワークが終わっているので、
今日・明日はワークの内容を覚えるだけOKですね。
昨日も多くの神2生がテスト勉強をしていましたが、
そんな中、黙々と学校ワークの繰り返しをしている生徒に声をかけました。
すると、その生徒は「社会の問題がよくわからない・・・」と悩みを打ち明けました。
私は「ワークの繰り返しは何回目なの?」と聞くと、
その生徒は「もう5回目」と答えました。
そして、私は「それで問題は解けないの?」と聞くと、
「問題は解ける」と答えてきました。
その生徒が悩んでいたのは、「問題が解ける解けない」ではなく、
「問題の意味がよくわかっていない」ということだったのです。
問題の意味がよく分かっていない場合は、
問題の聞かれ方が変わった瞬間、答えられなくなってしまいます。
ましてや、実力テストなどの難しい問題になると、ますます解けないんですよね。
ただ、この問題を解決する特効薬なんてものはないんです。
本人がどれだけ問題文まで暗記できるかにかかっています。
実際、私はこの生徒にテスト範囲の内容はすべて説明していますし、
今の段階でこの生徒にこれ以上やってあげられることはそんなにないんです。
この生徒は学校ワークの繰り返しを5回行っています。
これはとても立派なことです。点数を上げたいからこそ、コツコツとやってきたんです。
しかし、問題文まで暗記するのであれば、まだまだ足りないですね。
私の中学生時代は10回は同じ問題を繰り返していました。
それは、私自身、自分のことが馬鹿だと知っていたからです。
馬鹿だからこそ、何回もやらないと覚えられなかったんです。
点数がとれないと悩んでいる人は、悩んでいること自体無駄です。
単純に繰り返しが足りていないんです。
自分は馬鹿だから、点数がとれないのではありませんからね。
単純に繰り返しが足りていないだけです。
がむしゃらに10回繰り返してみてください。
それでも点数が上がらないのであれば、
勉強の才能がないのだと認めるしかありません。
やらないであきらめるのはやめましょう。
やったらどうなるか試してみたくなりませんか?
自分の可能性を信じてみてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。