楽して結果が出るなら、とっくにそう指導している。

成績を上げたいと思ったら、楽をしてはいけません。

勉強量が成績の上昇と比例関係にあるのだから、成績を上げたいなら勉強量を増やすしかないんです。

 

もちろん、やる気だって、勉強方法だって大事です。

しかし、それは勉強量があって初めてこだわるところですからね。

まずは、とにかく行動しろって話なんです。

 

うちの塾は中学生に、テスト前の1週間前には学校ワークを終わらせるように指示しています。

その後、ワークの繰り返しをやるようにして、大事な用語を覚えさせるのです。

ここで、何度も書き、何度も解き直しをして初めてテストで点数がとれるようになるのだと思います。

 

中には、そんな努力しなくてもテストの点数がとれるという人もいるでしょう。

しかし、それは一部の天才だけが許されることですからね。

ほとんどの凡人は努力の量を増やさないと成績は伸ばせないんです。

 

これは中学生だけでなく、小学生だって高校生だって同じことです。

ダラダラ遊び惚けて、勉強を一切しない子が、成績を上げたいなんて夢のまた夢です。

自由時間を犠牲にしてでも、勉強をやっていかないと成績はあがらないんです。

 

うちの塾生には中学の10位以内に入っている子がたくさんいますが、この子たちは塾の言う通りに行動しているだけなんです。

塾では最低限このくらいは勉強しようと言っていますが、10位以内に入っている子はその勉強をきちんとこなしています。

 

うちには学年1位をとっている子もいますが、この子だって小学生の頃は遊んでばかりの子でした。

成績は優秀ではありましたが、とても1位をとるような子ではなかったんです。

しかし、中学生に上がり、きちんと勉強するようになると、あれよあれよと1位に上りつめました。

 

小学生のころ、宿題を忘れて私に説教を受けていた子が、今では立派な成績をとっているのです。

そして、1位をキープしつつ、レベルの高い高校に進学すべく真面目に勉強しています。

 

もちろん、この子にはもともと才能があったのでしょう。

誰もがこのようになれるとは限りません。

とはいえ、いくら才能があっても、適切な量の努力をしないと才能は開花しないのです。

 

勉強の効率を上げることは大事なことですが、時間を少なくすればいいものでもありません。

効率を意識するのであれば、勉強の経験を豊富にして、徐々に勉強方法を改良をしていきましょう。

 

何事もやり始めなければ何も起こりません。

失敗をして初めて、そのやり方を改良していこうと思うわけですから、まずは始めることが大事なんですよ。

 

成績を上げたいと考えているならば、単純に勉強時間を増やしましょう。

そして、徐々に効率の良い勉強方法に切り替えていき、最終的には短時間で大きな成果を出してもらいたいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。