勉強に前向きな子は教え甲斐があるもの。

うちの塾生にとても面白い子がいます。

何が面白いのかというと、授業を受けている姿なんです。

 

問題が分からずに私がヒントや解説をすると「あーそうやるのか!」と嘆き、ケアレスミスをすると「あーちゃんと確認したのに!!」と言ったり、授業を受けている姿が面白いんです。

リアクションが面白いから、その子からは勉強が楽しいんだろうなというのが伝わってきます。

 

どんな生徒でも勉強に前向きな子に指導するのは、こちらも楽しいんです。

ヒントを出し、考えている姿を見るのも面白いですからね。

いろいろなことを試して、なんとか問題を解こうとする姿勢は、勉強する姿勢としては正しいものなんです。

 

うちの塾生は勉強を頑張る子は多いですが、勉強を楽しんでいる子は少ないですね。

勉強って本来楽しいものですから、楽しんで勉強ができればそれは最高なんですよね。

 

勉強が楽しいかどうかって、頑張って考えた結果、それが正解だったときに感じるものなんです。

自力で問題が解けたときというのは、脳汁がドバドバ出ますからね。

こういう快感を味わいたいから、勉強を頑張ろうと思えるのです。

 

もちろん、全く勉強が分からなければ勉強が楽しいと感じることはないでしょう。

ある程度の理解力は絶対に必要ですし、誰しもが勉強を楽しめるわけもないのです。

しかし、ある程度我慢して勉強した先に、そういう楽しさが出てくるのですから、まずは勉強することが大事になってくるのです。

 

何事も楽しいと思えることは頑張れますからね。

私は元来勉強は嫌いな性格ですが、解けたときの喜びというのは何度も経験したことがあります。

 

過去にはその経験がしたくて勉強したこともありますしね。

テストの成績も満点をとるのが快感でしたし、勉強は嫌いと思いながらもなんとか勉強をしていました。

 

生徒にもその経験をしてほしいのですけど、なかなか純粋に勉強が好きな子というのは現れないですね。

とはいえ、何かの拍子にいきなり勉強に目覚めることもありますので、うちの塾生には成績を上げるのは継続してやってもらいたいですね。

 

成績が良いというのは、生徒にとっての勉強のモチベーションになりえます。

それをキープするためにはどうすればいいのか、じっくりと考えながら勉強していけば、受験勉強も乗り越えることができるようになるでしょう。

 

いずれ受験生になったときに、少しでも合格の可能性が高い状態で入れるように、しっかりと成績を注視して指導していきたいと思います。

 

 

それでは、今日はこの辺で。