試験に合格した要因は本人の努力が99%なんです。

立て続けに合格発表が来ています。

今年も清真学園高校、鹿島付属中の合格が決まりました。

 

鹿島付属中に関しては3年連続で合格者を出しましたね。

合格した生徒は最後の追い込みを中3生に混じってやっていましたから、その成果が出たのでしょうね。

 

塾でやってあげたのは、あくまでも対処療法ですからね。

塾では生徒の本質を変える原因療法はできないのです。

 

塾でいう指導の対処療法とは、試験で受かるための技術を学ばせることです。

例えば、一つ一つの問題に時間がかかってしまう子がいたとします。

そういう子には、試験を最後までやりきることの大事さを指導します。

 

試験時間内に試験を解けきるためには、分からない問題に時間をかけている場合ではないのです。

その一問のせいで、他に解ける問題を解く時間がなくなってしまうのはマズいわけです。

 

一問をじっくり考えてしまう子には、一問にかける時間を理解させるために、一問毎に時間を計測して問題を解かせていくのです。

大問毎に時間を区切れば、それ以上の時間をかけることができないわけですから、最後まで走りきることができるでしょう。

 

授業を通して生徒の弱点を理解し、それをつぶすことで合格に近づけさせていくのです。

とはいえ、そういった指導が合格に直接結びついているわけではないのです。

最終的には生徒本人の頑張りがなければ、絶対に合格を勝ち取ることができません。

 

いかに授業で問題を解くコツを教えても、それを生徒自身が再現できなければ、解けきることはできないのです。

塾のアドバイスを聞けば、確かに合格には近づくでしょうが、それだって行動できなければ意味がないのです。

 

どれだけ理想が高くても、どれだけ真面目だったとしても、行動できない子に成功はありません。

成功したければ行動するしかないのです。

 

仮にその行動がうまくいかなかったとしても、その反省を活かせば、次の試練に成功することができるでしょう。

失敗は成功の糧ですからね。

 

最終的に成功したいのであれば、事前に失敗をしておかないといけないのです。

失敗を悔やみ、その反省を活かして次の挑戦に向かえば悪いことにはならないでしょう。

 

うちの生徒全員が成功できるわけではありませんが、それでも成功率は高い方だと思います。

生徒が自分でやりたいことができるようにするためには、かなりの努力を要求しますけどね。

 

私はいろいろな生徒を指導し、どれだけの努力をすれば成功するかが分かっています。

生徒を頑張らせることも塾の仕事ですからね。

今後も生徒のための指導をしっかりとやっていこうと思います。

 

 

それでは、今日はこの辺で。