共通テストで成功するのは簡単なことではない。

今日、明日は共通テストですね。

東北の一部では雪の予報が出ていましたが、関東圏は天気が良いようで良かったです。

 

うちの生徒も受けていますので、なんとかうまくいってほしいですね。

今まで頑張ってきた成果が出るように祈るのみです。

 

共通テストは国公立大学の一次試験、もしくは私立大学の受験方式の一つとされています。

国公立大学においては、共通テストで点数をとり、それを元にどの大学を受験するかを決めていきます。

 

自己採点結果をもとに、どの大学だったら合格できるのかを考え出願するわけです。

出願後、2月25日辺りで、2次試験を受験します。

共通テストの点数と2次試験の点数を合計して、合否が決まっていくのです。

 

私立大学の受験としては、この共通テストの得点率で合否が決まっていきます。

試験前出願と、試験後出願で合格が決まる得点率が変わってきます。

 

難関大学はその後試験を課される場合がありますが、ほとんどの私立大学は共通テストだけで合否が決まっていくのです。

ただ、共通テストだけというお手軽さから、合格が勝ち取れる得点率は高めに設定されており、そう簡単には合格することはできなくなっています。

 

私立大学の場合は、共通テストにこだわらなくても一般入試で受験することが可能です。

そのため、共通テストを受ける必要性は国公立大学志望の子と比べて少ないでしょう。

 

国公立大学に受かるためには共通テストで点数をとることが要求されます。

大学によって要求される得点率は変わってきますが、それでもかなりの高い割合を叩き出さないと合格は見えてこないでしょう。

 

共通テストで成功するためには、かなりの勉強量が必要となります。

そもそも共通テストの狙いは、情報処理能力が長けているのかを検査することにあります。

 

単純に問題が解ける能力だけでなく、いかに問題の意図をくみ取り、問題を素早く解いていくことを要求されるのです。

しかも、単純に解法だけを理解するのではなく、なぜそうなるのかという、理論的なものを理解しないといけません。

 

理論を理解するのは別に大変なことではなく、教科書に載っている原理原則を理解すればいいだけなのです。

学校の授業では教科書内容の説明をしているわけですから、その授業を聞いてしっかりと理解しないといけないのです。

 

それは当たり前の勉強への態度ですので、真面目に授業に参加することは必須となります。

そして、ある程度は偏差値の高い高校に通わないと、そういう原理原則を指導してはくれないでしょう。

 

なぜなら、学力が低い子に原理原則を理解させることが難しいからです。

偏差値の低い高校ができるのは、せいぜい問題の解き方を教えるだけになります。

なんとかテストで点数をとってもらおうとするのが、底辺高校のやれることなのです。

 

もし、将来、国公立大学に合格してもらいたいと考えるなら、まずは偏差値の高い高校に入りましょう。

偏差値に比例して、授業内容はどんどん良くなっていきます。

共通テストで点数がとれるようになるためには、そういった授業が聞ける環境に身を置くことが必須なのです。

 

当たり前のことですが、そういった進学校に受かるだけでは意味がありません。

その中で努力をしなければ、共通テストで点数がとれるようにはならないでしょう。

 

国公立大学は学費が安いことから、昔から人気があります。

そういった志願者がたくさん集まる試験というのは、突破するのが難しいんですよ。

 

ゆくゆくは国公立大学へ!と考えるなら、この共通テストの試験日から逆算した行動をここがけてください。

ほんの数ヶ月勉強すれば成功するなんて甘いものではありませんからね。

長期的に勉強を続け、共通テストで点数がとれるだけの学力を身につけましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。