私たち大人でも行動することの大変さは分かると思います。
例えば、ダイエットです。
適度な運動を行い、食事制限をする・・・
この地道な努力が問われますよね。
筋トレも加えれば、リバウンドも防げるになる・・・
こうやって、付加価値も加わって、どんどん効果が良くなっていく活動が推奨されていきます。
健康についてだって同じことです。
例えば、糖尿病の気がある人は、糖分の制限をしなくてはいけません。
ご飯などの主食の量を制限し、飲料なども糖分が入ったものは避けないといけません。
血圧が高い人は、塩分に気をつけなくてはいけません。
そうなると、味の濃い外食は控えないといけなくなる・・・
これを徹底できるかどうかはその人の強い意志に委ねられるのです。
これを勉強に当てはめると、勉強自体は誰もがやった方がいいことは分かっています。
子どもたちにとって、周りの大人が口をそろえて「勉強しなさい」と言ってくるわけですからね。
やらなきゃいけないと分かっていても、その行動に移せる人は少ないのです。
勉強はしたいけどどうやったら分からない・・・
というのは、ダイエットの方法が分からないからやらないと言っているのと同じです。
今のご時世、ネットで調べればごまんと勉強方法は存在しますよ。
YouTubeで勉強方法を紹介しているものもあります。
調べようと思えば、いくらだってやり方は調べられるのです。
これはダイエットの方法も、筋トレの方法も同じことです。
調べようと思えばいくらだって、無料で調べることができるのです。
ただ、これはすべて行動力があっての話です。
どれだけやり方を知っていようが、どれだけその意義を知っていようが、行動しなくては意味がないのです。
私も子ども時代、本当に行動力がない子でした。
親の言うことを聞いていただけなんですよ。
今のような行動力が持てるようになったのは、大人になって年をとってからです。
まず、前の職場を辞めました。
自分で塾を開くという行動に出たのです。
まるで冒険に出るかのようなものです。
何の保証もありませんからね。
成功するかもしれないですし、借金だらけになるかもしれません。
しかし、行動することで、今の状況を作ることができたのです。
まぁ、まだまだ成功した感じはしませんけどね。
ただ、失敗はしてはいないので、それで良かったと思います。
他には運動を始めました。
体力が落ちたことを知って、運動することを決めました。
最初はウォーキングです。
午前中に毎日5000歩のウォーキングをやっていました。
体力がついてからは、ジョギングも合わせてやっていきました。
しかし、無理がたたって、ぎっくり腰になってしまい、毎日運動することは辞めました。
今は一日おきにジョギングをしています。
体に無理がない程度に週に2~3回、ジョギングをしているのです。
今や体が走りたくてウズウズしてくるようになり、走りたいから走るという状況になっています。
そして、趣味を持ちました。
定期的に旅行に行くというものです。
私は独り身ですから、気軽に予定を組み、ふらっと旅行に行くようにしています。
年に一回はそうしているので、そこでストレスを吐き出しているんですよね。
今年も札幌と小樽へ行ってきました。
おいしいものを食べてリフレッシュしてきましたよ。
このように、行動をするようになって、私の状況は変わりました。
これが子どもの頃にできていれば、もっと良い成績がとれていたのかと思うと悔しいですが、やはり行動することがすべてを好転させるのだと理解できました。
子どもが勉強するのは行動力が関わってきます。
自然と行動するためには、最初は親の強制力が必要なのかもしれません。
しかし、それに慣れていけば、勉強自体をすることに抵抗がなくなっていくでしょう。
行動できる子を作るためには、ダラダラ過ごさせないことです。
テキパキ動ける人というのは、普段から色々と行動している人に限られますからね。
ぜひ、行動力のある子を育ててくださいね。
それでは、今日はこの辺で。