やる気の違いが成績の差を生むのよ。

毎日勉強をする・・・

これは絶対的に成績上昇のためには必要な要素です。

単純に少しでも勉強していけば、それなりの成績はとれるものなんです。

 

例えば、毎日1時間だけ勉強したとしても、それが一ヶ月で30時間になり、一年で3650時間になるわけです。

ときどき勉強している子でも、一ヶ月で30時間を達成するためには、3時間程度の勉強を10日間はやらないといけません。

 

3時間の勉強というのは、私がテスト勉強で推奨している時間です。

それを10日間できるだけでもすごいとは思いますが、普段勉強していない子に3時間にもおよぶ長い時間の勉強はできません。

 

とはいえ、1時間ならそこまで大変なことではありません。

毎日勉強していると分かるようになりますが、1時間の勉強なんてあっという間です。

すぐに2時間程度の勉強に底上げされていきますよ。

 

勉強時間がゼロの子でも、最初は1時間だけでもやらせると負担は軽いと思います。

逆に1時間程度の勉強ができないなら、もう勉強は諦めた方が良いレベルでしょうね。

 

このように毎日勉強していれば、それなりの勉強時間を確保することができるのです。

だからこそ、毎日勉強するのは大事なことであり、継続は力なりというのは真実なんです。

 

ただ、これも人のやる気次第だということを覚えておきましょう。

例えば、同じ時間だけ勉強している子が2人いるとします。

 

1人は親に言われて仕方なくやっている子・・・

1人は将来の夢がもう決まっている子・・・

この2人に同じ時間だけ勉強してもらったとします。

 

まぁ、結果は言わずもがなですが、後者の方が圧倒的に伸びが良くなるんです。

 

このブログでも定期的に紹介しているのですが、成績が上がるためにはとある公式が存在するのです。

 

それは、

「点数UP方程式=勉強のやる気×勉強の量×勉強の質」というものです。

この3要素はどれも欠けてはいけない大事なものなのです。

 

例えば、勉強のやる気が人よりも3倍もある子がいたとします。

そうなると、もしやる気が1倍しかない子が同じだけの成果を出さないといけないのだとしたら、勉強の量を3倍にするしかないのです。

 

もし、先ほどのやる気がある子が同じ時間だけ勉強したとしたら、もう9倍もの差が生まれてしまうのです。

勉強の質はなかなか上がらないにしても、やる気と量はすぐにどうにかなるものですよね。

であれば、まずはやる気からなんとかしないといけないのです。

 

このブログでも何度も言っていますが、親子の会話は十分にできているでしょうか?

親子の会話で子どもの将来について話し合っていますか?

子どもの希望を聞くことはもちろん、親の希望も子どもに語ってあげていますか。

 

もちろん、親の希望といっても押しつけになってはいけません。

子どもも納得の上で、親の意向に沿って子どもが勉強しているのであれば、問題はないのです。

 

もし、親の言いなりに勉強しているとしても、その子が将来を考えながら行動すれば、やる気は上質のものに変わっていくんですよ。

一番悲しいのはただやらされているだけであることです。

そういう子のやる気は「1」すらないのかもしれませんよ。

 

残念ながら、やる気が「1」を下回っている場合、点数はUPするというよりもdownしてしまうのです。

せっかく毎日勉強しているにもかかわらず、成績が下がってしまうのは誰もが不幸になることですからね。

 

勉強において大事なのは、やる気なんです。

親子の会話を密にしてください。

くれぐれも親の強権を振りかざすことなく、子どもと同じ夢を追いかけてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。