私が叱らなきゃ誰も叱らないだろう。

うちの塾はご存じの通り、私1人で経営しています。

だから、生徒を指導するのも、生徒を導くのも、生徒を管理するのも私が全部やっています。

 

テストをやらせ採点し、宿題を出しそれをチェックし、生徒がサボっていないかを監督します。

課題には期日を設け、その期日内に終わらせることを生徒にやらせています。

 

昨日のブログにも書きましたが、うちは生徒に勉強をやらせる塾ですからね。

生徒に何かをやらせるのであれば、その負担は自分にも乗っかってくるわけです。

 

本来なら塾は授業をやっているだけで大丈夫なんです。

その対価として授業料をいただいているわけですからね。

ほとんどの塾が授業を行い、宿題を出し、その確認をして終わりなんじゃないでしょうか。

 

それだけでうちと同じくらいの授業料をいただいているんだと思います。

まぁ、これに関しては勝手に私が考えてやっているだけですから、ただのアホなんでしょうね。

もっと楽をしようと思えばいくらだって楽ができるでしょうからね。

 

生徒を叱るのだって、できればやりたくはありません。

叱るのって難しいですからね。

理不尽にキレているだけでは、生徒に私の声は届かないでしょう。

 

とはいえ、私も人間ですから間違えはありますけどね。

愛をもって叱ったつもりが、生徒に全然響かず、辞めていった子も何人もいますからね。

 

ただ、ここで私が手を抜いても良いことは何もないんです。

そもそも生徒に勉強をやらせているのは、真剣に成績を上げようとしているからです。

 

叱るのも同じです。

約束が守れない子を叱るのは当たり前のことです。

期日内に課題をやってもらうことで、成績を上げようとしているんですからね。

 

だからこそ、本人のやる気が大事になってくるのです。

本人が勉強へのやる気がないのにも関わらず、叱られていればどんどん勉強が嫌いになりますからね。

 

一方で、やる気のある子は少々叱られてもめげずに立ち向かいます。

心が強いのは負けず嫌いなのかわかりませんが、叱られたって諦めることなく突き進むのです。

 

そして、こういう子こそ、真に成績を伸ばすことができるのです。

叱られたから伸びるってのはおかしな話ですが、徐々に生徒の考え方が前向きになっていって、最終的には大幅に成績を伸ばしたなんてよくある話です。

 

本来なら叱らずに心穏やかに授業だけをしていたんですけどね~。

残念ながら、生徒はそこまで従順ではないんですよ。

ま、私の体力が持つまでですが、この調子でやらせてもらえればと思います。

 

 

 

それでは、今日はこの辺で。