夏期講習17日目です。
受験勉強において、効率良く勉強していくためにはセルフマネージメントが必要になります。
自分の学力について真剣に考え、足りないところを埋め、得意なことを伸ばしていこうと考えていかないといけません。
こればかりは自分で考え自分で答えを導かないとうまくいきません。
そのためにも目標が必要で、その目標を達成するために、自分を調整していかないといけないのです。
中3生は初めての受験ですから、まだまだセルフマネージメントができません。
普段から勉強している子は比較的、計画性をもって行動できているのですが、勉強の経験が足りない子ほど、自己管理ができていないんです。
これは勉強の経験値の差から来るものなので、仕方がないことではあります。
今までの定期テストや、実力テストなどで勉強の計画を立てて来た子のほうが受験勉強は圧倒的に有利なのです。
私が常日頃から勉強を勧めているのは、いざといったときに行動できないということを知っているからです。
いざというのは、まさに受験勉強であり、その受験勉強がうまくいかなければ受験に成功することはできません。
では、どうしたらセルフマネージメントがうまくなっていくのか。
それは計画を立てそれを実行し、失敗をしないといけないのです。
成功ではなく、失敗をして初めて自分の管理方法を学ぶことができるのです。
人は成功体験からは学ぶことはあまりありません。
それよりも失敗をして反省することの方がよっぽど成果が出せやすいのです。
当たり前ですが、一度の失敗で挫折しているようでは何も成長はありませんからね。
失敗に対してくよくよせず、なにくそと頑張ることは必要なことです。
一方で高3生はそれなりにセルフマネージメントができています。
大学受験は高校受験とは比にならないほどの自己管理が必要になります。
まずは、高校受験にしっかりと立ち向かい、マネージメント能力を養ってほしいですね。
その経験はきっといつか役に立つと思いますよ。
それでは、今日はこの辺で。