夏期講習16日目です。
うちの塾は小学生から高校生まで指導しているわけですが、やはり高校生まで指導しているとどのくらいの学力が大学受験に必要かを考えてしまいます。
小学生までには最低は漢字力、計算力がほしいところです。
図形の公式などもきちんと覚えてほしいですね。
単位の知識まであると、この先が楽になると思います。
漢字はつくりまで意識して覚えてもらいたいです。
もちろん、意味まで理解することが大事ですね。
それが語彙力の強化につながりますからね。
言葉を知らないと読解はできませんから。
読解ができない子は、問題の意味を理解することができず正答を出すことができません。
そうなるといくら努力してもテストの点数が上がらないのですから、とても悲惨な状況が待っているわけです。
中学生でも継続して漢字力、計算力を鍛えてもらいたいですが、それに加えて暗記力を鍛えてもらいたいですね。
中学生の勉強は全般的に高校生の基礎になっています。
高校で何を学ぶかは自分で選択できますが、基礎力がない子は何も選ぶことができなくなります。
つまり、中学生時代に知識をできるだけ頭にたたき込んでほしいのです。
その知識量が高校での勉強に活きていくわけですからね。
中学時代の勉強はとても大事なものなんですよ。
とはいえ、結局は継続して勉強する力が一番大事ですけどね。
小学生時代から高校生になるまで、勉強の習慣が身についていることが理想なのです。
そのためにも、早めに勉強することを約束づけることが必要なのです。
中3になって慌てて毎日勉強させたところで、その子は勉強を嫌としか感じないでしょう。
そうならないためにも、小学生時代から習慣化させることが大事なんです。
勉強はどうしても経験値が必要になります。
ひたすらに勉強量をこなさないと頭が良くなることはないんです。
最初は難問だと感じている問題も、何度も解いているうちに簡単だと思うようになります。
どんなことでも反復練習で克服できるんです。
難しいからと逃げている子は、結局回数をこなしていないだけですからね。
根気強く勉強することって、どんな時代でも必要なことですからね。
将来は大学に進学させたいと考えているのであれば、早めに始めることを推奨しますよ。
それでは、今日はこの辺で。