夏期講習6日目です。
指導をしているとよく思うのは、継続ってやっぱり強いってことです。
うちの子の多くが小学生から在籍しているのですが、その子たちの学力はそれなりに高いということです。
特に中1の最初からきちんとテスト対策を行い、テスト勉強を経験させている子は、中3まで来ると基礎学力がかなり高い状態になります。
今まで勉強してこなかった子はもとより、他塾に通っていた子と比較してもうちの子たちの方が経験値が圧倒的に高いのです。
これは継続して勉強させてきたからであり、それなりに生徒自身も苦労してここまで来ているのですから、当然のことではあります。
他塾からうちの塾に移ってくる子というのは、基本的に前に在籍していた塾に不満があったからですよね。
つまり、前の塾で思うように成績が上げられていないってわけです。
とはいえ、他塾のやり方は緩いってのがありますけどね。
生徒を勉強に強い子にしようっていう意気があまり感じられないんですよね。
授業だけ提供して、近辺の高校に合格したら、もうそれで終わり・・・
そんな塾が多いのが事実なんですよ。
私が「すごいなこの塾」と思えるのは、この地域では一つしかありませんからね。
他はそこまですごい取り組みはしていませんね。
とはいえ、塾に通っていて、成績が優秀なら問題はありません。
その環境でしっかりと成果を出せているのですから、その子の素質は十分にあるのでしょう。
大事なことは自分にあった塾を早めに見つけることだと思います。
確かに早めに塾に入れるというのは、それだけ教育費がかさむということですから、そう簡単に推奨できることではありません。
ただ、後手に回れば回るほど、教育費をいくらかけてもムダになることも考えられます。
例えば、全く勉強してこなかった子が、受験間近の1月ごろに塾に入れても効果はないってことです。
成績が上がるのに必要な期間は3ヶ月ですからね。
1月からでは、成績が上がる前に受験が終わってしまいます。
それなのに慌てて個別指導塾に入れようとすると、膨大なコマ数をとらされても、それがすべてムダってことになりかねません。
勉強は継続してナンボです。
将来のことを案じるのであれば、早めに塾に入れることを考えてみてくださいね。
今の塾が合ってないなら転塾もおすすめですよ。
きっと子どもに合った塾はあると思いますから、事前にしっかりと調べて転塾してくださいね。
それでは、今日はこの辺で。