夏期講習4日目です。
現状を知り、そこから対策を練っていくのは勉強の大事な手法になります。
昨日は、高3生に共通テストの模擬試験をやってもらいました。
大問毎に時間を分け、その後解説していきます。
基本的に共通テストは時間との戦いになりますから、時間をどう使ってどう進んでいくのかが大事になっていくのです。
本来なら、夏にやることではないかもしれませんが、生徒たちには現状を知ってもらうべくやってもらいました。
ダメならダメで、まだまだ挽回ができる時期ですからね。
それよりも早めに問題意識を持たせる方が良いと思ったのです。
案の定、時間切れで大問を満足に解くレベルではありませんでした。
生徒たちの解くペースも見ていたのですが、そもそもの計算スピードが遅いんですよね。
そして、公式への理解が弱いと感じました。
いかにシンプルに計算していくかが問題なのに、それができていないんです。
共通テストは処理速度が問われる問題なので、少しでももたもたしていると途端に時間に追われることとなってしまうのです。
いかに計算に自信があろうとも、テストでそれが発揮できなければ意味はありません。
本人たちの自覚に任せたいところではありますが、本番までにコツコツと計算練習なり基本問題を解けるようになっておかないと、共通テストはこけるでしょうね。
とはいえ、まだ夏序盤です。
これからの一ヶ月で少しでも計算速度を上げることができれば、十分に成長することができるでしょう。
現状を知り、己の課題と向き合っていくことは大事なことです。
高3生には少々ショックだったとは思いますが、これからの伸びに期待したいところですね。
それでは、今日はこの辺で。