文章題はできるだけすべてのパターンを指導する。

数学などは単元毎に文章題が出てきます。

中2は連立方程式、中3は2次方程式などです。

そういった単元は計算方法を指導した後は、文章題を指導していくのです。

 

しかし、学校では基本的なパターンしか指導しません。

そのパターンだけでも理解してくれれば、後は応用をきかせていくだけでいいのでしょうが、みんながみんな、そうはいきません。

 

そもそも文章題の授業は理解ができる子が限られています。

計算方法が身についていない子は、まず理解することはできないでしょう。

国語力も当然問われる資質ですので、読解力がなければ解くことはできないのです。

 

うちの授業でも、計算方法で苦労している子は、文章題までの指導ができません。

学校の進度についていくためには、それなりに妥協をして進めていかないといけないのです。

 

ただ、最近の生徒たちは計算方法でつまづくことが少なくなってきたので、文章題にチャレンジすることが多くなってきましたね。

特に、塾で使っているテキストはバリエーションが豊富ですから、それを全部指導するとなるとかなりの時間がかかるんですよね。

 

今までは諦めていたところもあったのですが、今はすべてのパターンをさらうことができるようになってきました。

これも講習を予習に割いているからできることなんですよね。

 

講習で予習をどんどん進めて、応用問題までも解いていくようにすると、休みが明けて学校に追いつかれてたとしても、問題なく進めることができるのです。

講習を復習に回すことができなくはなってしまいましたが、今までの指導をきちんとしていれば復習は自分でできますからね。

 

塾ではできるだけ新しいことを指導してあげたいのです。

とはいえ、これでも入試問題まで対応できるかどうは不透明です。

 

こればかりは生徒自身の頑張りにもかかってきますからね。

まぁ、塾はできることを頑張ってやってあげるだけですね。

 

今月23日より夏期講習が始まります。

受験生は復習メインですが、他の学年はガンガン予習をやっていきますからね。

2学期に入ったとき、アドバンテージがある状態をキープして、学校の授業がわからなくなるということを防いでいきましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。