現実を知ることを恐れているうちは点数は上がらない。

テスト結果を楽しみに待つ子とはどんな子でしょうか?

当たり前のことですが、それは勉強を頑張った子でしょう。

 

自分なりに精一杯テスト勉強を頑張ったのなら、テスト結果はさぞかし良いものになるに違いありません。

そういう子は良ければ喜び、悪ければ悔しがるのです。

 

では、逆にテスト結果を楽しみにしない子はどんな子なのか。

これも当たり前にわかると思いますが、勉強をサボっている子です。

 

親から先生から「勉強しろ」と言われ続けているにも関わらず、なんだかんだ言い訳をして勉強から逃げている子・・・

そんな子はテスト結果が恐ろしいでしょう。

 

自分でも勉強を頑張っていないことは分かっていますから、結果が散々なことも分かっているのです。

だから、テスト結果が恐ろしくて仕方ありません。

この結果で怒られることは確実ですからね。

 

ただ、この結果を受けて改心するのであれば、問題はありません。

どんな人でも失敗をしてもいいのです。

それを活かすように心がければ・・・

 

ちなみに、親から勉強をしろとも言われていない、もしくはそもそも勉強する気がない子は論外です。

自分のテスト結果に感想を持つことはないでしょう。

 

それは無気力なだけですからね。

こういう子は何も反省することはありませんし、ただテストの結果を数字としてしか認識しないでしょう。

 

まぁ、こういう子の親は子どもに成績を期待していませんからね。

子どもが無気力なのは、親に良いところを見せようという気がないんです。

だから、何も行動しないし、何も感じないんでしょうね。

 

残念ながらこういう子が勉強をするようになるためには、親がしっかりと管理するしかありません。

親が子どもの成績に関心を持ち、それに対しての感情を子どもに表さないと子どもは変わっていかないでしょう。

 

そして、一番残念なのは、勉強をしているのにも関わらずテスト結果を恐れている子です。

勉強しているのになぜ点数が期待できないのか・・・

それはその子が自分に厳しくないからです。

 

テストの点数をとるためには、問題に正確に答える必要があります。

勉強をすることで、用語の意味をしっかりと理解をし、問題に正確に答えられるように練習しないといけないのです。

 

誤字脱字を防ぎ、計算ミスもしないように気をつけ、徹底的にケアレスミスを防ぐことも必要です。

そういう繊細な作業まで行って初めて高得点がとれるのです。

 

しかし、勉強していても自分に甘い子は少々の間違いに目をつぶってしまいます。

そもそも丸付けが甘いのです。

間違っているにも関わらず、平気な顔して丸をつけるのです。

 

これではミスに気づくこともありませんし、漢字ミスなどは間違ったまま覚えてしまうでしょう。

当たり前ですが、テストで点数がとれるわけもありません。

本番でも同じミスをすることは確定していますからね。

 

テスト勉強をする上で、何かを見ながら問題を解くことをしてはいけません。

最初こそ調べてもいいですが、覚えたと思った段階からは教科書などを見ながら問題を解いてはいけないのです。

 

テスト本番で教科書を見られるわけもないのですから、結局は頭に知識が入っていなければ正解を書くことはできないでしょう。

何度も同じ問題を解いて頭に知識をたたき込むしかないのです。

 

大事なことは自分の実力と向き合うことです。

普段の勉強で自分に厳しくできたものだけがテストで高得点がとれるのです。

 

もし、自分の子が勉強を頑張っているのにテストの点数がとれていないのなら、抜き打ちでテストをしてみてください。

ワークのまとめ問題でも構いませんから、目の前で子どもに解いてもらって下さい。

 

そして、親が丸付けをするのです。

子どもに丸付けをさせても間違った問題を丸にしてしまう可能性がありますので、親の厳しい目でしっかりと丸付けをしてみてください。

 

それで子ども自身が自分に厳しいのか、それともゆるゆるなのかがわかります。

しっかりと問題が解けているのであれば、ほっておいても大丈夫でしょう。

一方で、誤字脱字だらけだったり、計算ミスだらけだったのなら、それは何も知識が覚えられていない証拠なのです。

 

せっかく勉強を頑張っても成果が出なければ、頑張っていない子と同じです。

子どもの努力が正当に評価されるようにするためにも、早めに確認をしてみてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。