今年度から導入した和訳テストですが、まだまだ英語ができる子くらいしか合格できていませんね。
英単語テストと並行して受けてほしいものの、特に期日は設けていないので、生徒の自主性に任せています。
とはいえ、率先してテストを受けている子が多いのにはびっくりしましたね。
自ら考えて行動できている結果だと思います。
まぁ、講習毎にテストをやらされていますからね。
その経験が活きているのではないかと思います。
勉強ほど自主性が大事なものもありませんからね。
ただ、言われたことを愚直にやるだけでは成績は伸びませんからね。
自分なりの工夫をすることが何より大事なわけで、それができて初めて成績が上がってくるのだと思います。
和訳テストは英文を忠実に日本語訳してもらうことを狙っています。
教科書の内容を私が日本語訳しており、それを参考に日本語に直す練習をしてもらっているのです。
教科書の日本語訳に関しては、教科書ガイドなどを参照すれば載ってはいるのですが、あれは日本語らしさを追求しているものなので、少々使えないんですよね。
教科書ガイドの日本語訳を覚えたところで、それが英単語一つ一つの意味と連動していないので、和訳が得意にはならないでしょう。
一方で私は英単語の意味を一つ一つしっかりととらえて日本語訳をしていますので、意味の塊を意識できるようにしています。
英単語テストと連動するように意識して作っているので、英単語テストで覚えたことがきちんと使えるようにしているのです。
和訳テストを始めたのは、いくら英単語テストで英単語の意味を覚えたところでそれを実践する場がなければ意味がないと考えたからでした。
学校で和訳を重視していないので、せっかく覚えた英単語も使いどころがなかったんですよ。
和訳テストを続けることで、英語を自然に日本語に直すことができるようになると信じています。
まだまだ成果が出てくる時期ではないですが、一年後やって良かったとなるようにしっかりと運営していければと思います。
ちなみに、和訳テストがたまってしまった場合は、強制的にテストを受けに来てもらうことも考えています。
自主性を重んじてはいるものの、動かないのであれば強制的に動かします。
願わくば言われる前に和訳テストを受けてほしいですね。
それでは、今日はこの辺で。