久しぶりに生徒が「これって社会に出ても使わないよね!!」と習っている内容に文句を言っていました。
そういうときは、私はこう返すようにしています。
「うん、使わないよ。だから何?この程度の内容を理解できないヤツが社会で活躍できるわけないでしょ?社会に出てからの仕事の方が、この問題よりよっぽど難しいよ」と。
中学ごときの勉強が難しいと言っている子が、社会で活躍できるわけはないのです。
むしろ、難しいと感じてもそれに挑戦し続ける子が将来安泰なんですよね。
これって勉強だけでなくスポーツだって同じです。
試合に負けたから、練習がきついから、そのテクニックが難しいから・・・と言い訳をして諦めてしまう子は大成することはないでしょう。
そもそも小中の勉強は義務教育の範囲です。
高校の学習内容で弱音を吐くならまだしも、小中という基本の段階で難しいからと匙を投げている場合ではないんですよ。
ちなみに、小中の問題を簡単だと思うためには、その問題に慣れることが大事です。
そりゃ最初なんだから、難しいと思うのは仕方のないことでしょうね。
しかし、それはあくまで最初だけ、何度も解いてしまえば心のハードルはどんどん下がっていくんです。
だからこそ、こちらは泣き言に対しては強気でいかないとダメなのです。
そうしないと何かあれば逃げるという、悪いクセが身についてしまいますからね。
勉強を難しくしているのは、自分の勉強不足が原因です。
周りにはそんな問題は簡単だなと思っている猛者がいるのですからね。
その子たちと争う力を持つためには、その子と同等の勉強の経験がないとダメなのです。
結局はそういう猛者と、高校受験で戦うわけですし、社会に出てからも出会うことになるのです。
簡単に負けないようにするためには、日頃から勉強して強い体にしていくしかないんですからね。
それでは、今日はこの辺で。