うちで英語を習っている子は、英文法をガチガチにやっているので、なんで英語がそうなるのかを重点的に教わっています。
小6から毎週コツコツと、英語がどうしてそういう語順になっているのかを徹底的に教わるのです。
それを続けていくと、ゆくゆくは英作文の問題も解けるようになっていきます。
発展問題まで解ける子限定ではありますが、英作文をやることによって、習った英文法を使って英語を発する練習をするのです。
今中1で中2内容に入っている2人の子がいますが、その子たちも中2の内容でも英作文ができています。
中2の4人の生徒は全員発展問題まで解くことができるので、英作文も必修課題になっているんですよね。
もう比較も終わりましたが、比較の分野でも英作文ができているのです。
中3では3名ほど英作文までできています。
この3名は英語の内容が終わりかかっているので、今月から入試対策ができそうです。
このように、英語ができる子限定ではありますが、英作文まできちんとできるようにしています。
英作文に関しては、細かい点まで注意して指導しています。
例えば、冠詞だったり前置詞だったりです。
単に英語の問題だけを解いていても、その細かい箇所まで意識することはありません。
学校の英作文の成果を見てほしいですが、ほとんどの子がきちんと冠詞やら前置詞を使えないでしょう。
学校の先生が生徒が作った英語の間違いを指摘して初めて、きちんとした英文を作ることができるのだと思います。
先生の手を借りて作られた正しい英文を、生徒たちは丸暗記してテストに臨むわけです。
これでは、英作文の能力は上がっていかないでしょうね。
一方で、リスニングなんですが、残念ながらうちの子たちはほとんど苦手としています。
本来、英語の能力というのは4技能なので、リスニングも伸ばさなきゃいけない能力ではあるんですが、うちではケアができていないので、生徒は苦手なままなんです。
では、リスニング対策を塾で行うのか・・・というと、現状ではその予定はありません。
なぜなら、英語指導が中途半端になってしまうからです。
例えば、英会話スクールなどに通っている子は、リスニングを苦にしません。
毎週のようにネイティブの発音を聞いているので、耳が慣れていくんです。
そして、簡単な英会話も行うので、自分で英語を発音することになります。
音を聞いて、それに合わせて発音しようとするので、ますます耳が鍛えられるのです。
外からの音と自分が発している音を聞くことで、どんどん耳が英語に慣れていくんです。
ただ、耳が鍛えられたからといって、英語をきちんと理解できているかはわかりません。
英文の成り立ちを理解せずに、覚えた英文を繰り返し話しているだけですので、最終的にテストになると英語で点数がとれないのです。
一方で英語のリスニングに関しては配分も少ないですし、苦手といえども全く聞こえないわけもないので点数がとれないとはなりません。
結局、英会話スクールに通っている子、または通っていた子よりも、うちの英語を習っている子の方が点数が上になるのです。
であれば、今の現状のうちの英語指導方針は変える予定はありません。
愚直に英語の理解を深めていくことを目指します。
英語の理解が進み自分で考えて作る自由英作ができれば、リスニングもできる余裕が生まれるのだと思います。
また、英語指導方法を言っていてなんですが、基本的に言語である以上、英語を理解するためには国語もできないといけません。
国語ができないのに、英語だけができるようになるとはなりませんからね。
小学5年生まで、きっちりと日本文を読んで問題に答えることができるになってほしいですね。
それでは、今日はこの辺で。