土曜日は理社の集団授業をやっているのですが、終了後10分かけて私の話をしています。
この授業は中3生だけが参加していて、受験生に向けて話をしているんですね。
まぁ、毎週、いろいろな話をしていますが、根本は勉強をしろという話です。
この地域の子の特徴ですが、まぁ勉強しないんですよ。
自主的に勉強している子はほぼいない状態で、親がしっかりとしているところだけ子どもが勉強している状態なんですよね。
先日も、成績上位の中3生の子と話をしていたのですが、その子いわく周りの勉強への意識が低すぎて引いているとのことでした。
その子は優秀なんですが、決して才能にかまけているわけではなく、しっかりとした努力によって学力をキープしているんですよね。
その子の目には、周りが勉強していない状況が異常に映っているんです。
仮にも受験生ですよ。
受験生が部活がないからと、放課後遊びまくっているというのがこの地域の現状なんです。
この地域の高校のレベルが低すぎるというのも問題なんですけどね。
目指す場所がないのだから、がむしゃらに勉強しよういう子はいないんです。
そういう地域ですから、私は塾講師をしながら勉強しない子をたくさん見てきました。
とはいえ、この世代は輪をかけてひどいですね。
土曜日の私の言葉に影響を受ける子がゼロな状態です。
何も感じ取ることができないんですよ。
焦ることもなければ、自分が置かれた状況も分かっていないんです。
この週末勉強を頑張った子がいればいいでしょうが、連休の今、勉強している子はいないでしょうね。
さすがにこの状況に私も辟易してきました。
これをご覧になっている勤勉な保護者の方なら伝わるとは思いますが、この状況を作ったのはこの地域の最悪な雰囲気です。
周りの子があなたの子に影響を与えてしまっているんです。
そこから脱出するためには、親の力がどうしても必要になりますよ。
何が正義なのか、何が大事なことなのか、きちんと伝えて下さいね。
いくら私が生徒にハッパをかけても、子ども本人の意識が低いままでは伝わることはありません。
公立の高校受験までは後100日ですよ。
その程度の期間、勉強という努力を続けられないのなら、あなたの子は今後頑張ることはないでしょう。
せっかくの人生の岐路です。
しっかりと頑張った上で、高校受験を体験させてほしいですね。
それでは、今日はこの辺で。