夏期講習15日目です。
今日は高校生の進路について一言。
それは、Fランク大学に入れるのは辞めた方がいいということです。
Fランク大学というのは、受けてしまえばほぼ全員が受かってしまう大学のことです。
レベルの低い高校からでも十分に合格可能であり、お金さえ払えば進学することが可能です。
ほとんどの子が勉強に興味がなく、一生懸命勉強した経験がない子が行きます。
もちろんですが、学生の学力はかなり低く、英語はアルファベットを書くのも怪しい子すら通っているのです。
興味があるのならYouTubeでFランク大学と検索すれば、その実情を教えてくれる動画はたくさん出てきますよ。
興味がある方はぜひ検索してみてください。
では、なぜここまでFランク大学を否定するのか。
別にFランク大学自体が悪いわけではないんですけどね。
そもそもが大学というのは、ただ行きたいからという理由でいくべきではないんです。
その大学の名前を卒業校として一生背負っていくんですよ。
自分は○○大学出身だと胸を張って言えるかどうかです。
まともな精神を持っているなら、恥ずかしくて言えないのではないでしょうか。
そして、何のために大学に行くのかが重要なんです。
百歩譲って資格がとれるなら、行っても良いかもしれません。
しかし、何の資格もとれないなら、行ってもムダだと思います。
そもそもが流されて大学に行ってしまうケースが多いでしょうからね。
やる気がない子のために多額の学費を払うのはかなりリスクが高いと思いますよ。
ただ、一生懸命頑張って勉強したけど、全然成績が上がらなくて、受かった大学はそこだけだったというのなら話は別です。
そういう子なら、大学に入ってからも勉強を続けることでしょうし、大学で得た経験をその後の人生に活かしてくれることでしょう。
私が言いたいのは安易に大学に行かせるべきではないということです。
例えば、高校の先生の言うことを素直に受けていませんか?
高校の先生は生徒の進路にアドバイスをしますが、それって本当に生徒ためになってますかね。
高3の夏にいきなり大学を受けてみないかと言われるんですよ?
今まで散々遊んできた生徒に対してです。
そんな時期に言われて、行ける大学なんてFラン大学だけでしょうよ。
そんなギリギリに言われて、高い学費を払わされるんですよ?
だったら、もっと早くなんとかしとけよと思ってしまいます。
意思なき大学進学は絶対に辞めた方がいいですよ。
もっとお金を有意義に使ってください。
もし本当に大学に行きたいと子どもが願っているなら、自宅で浪人をさせてください。
一年受験勉強をやって、それでもFランク大学しか受からないのなら、潔くそこに進学してください。
異論・反論はあると思いますが、我が子の進路は安易に決めないでくださいね。
ずっと遊ばせていたなら、最後まで貫き通しましょうよ。
その子の人生は自分で切り開いていくでしょうから。
当塾は明日から16日まではお盆休みとなります。
再開は17日となります。
それでは、今日はこの辺で。