夏期講習14日目です。
生徒たちの中にもやる気のある子とない子がいます。
まぁ、当たり前のことなんですが、そういう子ってどうやって育てられてきたのかに興味があるんですよね。
基本的にはやる気のある子は親の管理が行き届いているケースが多いですね。
しっかりと子どもが親にビビっているんです。
だからこそ、親の言うことをきちんと聞こうとするんですよね。
自動的に勉強してくれれば楽なんでしょうが、子どもが勝手に勉強するわけがないんです。
もし、自動的に勉強する子がいたとしたら、それも親の誘導なんですよね。
先日、広島の原爆ドームの近くで、英語を使って外人にガイドをしている小4の子がテレビで紹介されていました。
その子は別に英語を使いたいと思って、このガイドを始めたわけではないそうなんです。
この子は小1の頃に原爆の被害について興味をもち、その悲惨さを外人に伝えたいと考えたんだそうです。
それを伝えるためには英語が話せないといけないと思ったそうなんですよ。
そして、この子の母親がガイドをやってみたらと勧めたそうです。
ちなみに、何もせずに英語ができるようになったわけではなく、幼少期から英語で映画を見続けて英語を習得したらしいのです。
これも親の影響でしょうね。
子どもが興味を持っているものを的確に把握し、それを伸ばしてあげているんです。
無理強いすることなく、子どものやる気を促しているんですから立派ですよね。
子どもはほっといても勝手に育つものではありません。
結局は親が賢くならないと子どもも賢く育たないんですよね。
小4でここまでの意識に育つのであれば、中学生なんかもっと意識が育っていないとダメではないでしょうか。
要は、親が子どもにどう育ってほしいと考えるかです。
きちんとしたビジョンがない子育てでは、子どもは立派に育ちませんよ。
厳しくするときは厳しく、褒めるときは徹底的に褒めてくださいね。
何事もメリハリは大事ですから、ぜひ子どもを良い方向に導いてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。