夏期講習13日目です。
今日で折り返しですね。
10日からはお盆休みになりますので、再開したら一気に講習ラストスパートといった感じですね。
さて、講習で成果を出そうと思ったら、かなりの勉強をしなくてはいけません。
中1・2生は予習を行っているので、その成果はそのまま2学期で活かされることでしょう。
一方で、中3生は復習メインでやっており、講習後の実力テストの成績が上がって初めて成果を出せたといえるでしょう。
この実力テストの成績ですが、残念ながら講習だけでは成果は出せないと思います。
成果が出せるという子は、今までそれなりに勉強をしてきた子に限られるんです。
なぜなら、実力テストの成果は勉強を継続的に頑張っての3ヶ月後とされているからです。
テストで成果を出すというのは、それだけ大変なことなんですよ。
一朝一夕ですぐに成果が出るのであれば、現段階でも成果を出せる子は多いでしょう。
しかし、勉強量が足りない状況では成果は出てこないのが普通なんです。
他の塾も夏期講習の宣伝時に、講習だけで成績が上がりますとは言っていないんですよね。
受験生にとって大事な夏・・・的な謳い文句で宣伝していることが多いんです。
これって他の塾も夏期講習だけでは成果が出せないことを暗に示しているんですよね。
もし、講習だけで一気に成績が上がりますよ!!という塾がいたら、それは完全に詐欺ですから気をつけてくださいね。
せっかく参加している講習なんですから、少しでも成果が出るといいんですけどね。
しかし、大半の子は成績が上がらないでガッカリしてしまうんですよ。
では、講習はいらないのではないかというと、そうではないんです。
特に中3生にとって、この夏で勉強の大変さを経験しないといけないのです。
当たり前のことですが、高校入試の問題はそんなに簡単なものではありません。
学校の授業のように基本問題ばかり解いていたら、いつか入試問題が解けるようになるわけはないんです。
基本問題を楽にクリアして、標準問題・応用問題まで解けるだけの実力を身につけないと成果は出せないでしょう。
だからこそ、基本問題をしっかりと解けるように、夏に総点検を行っていかないといけないのです。
秋を経て冬には応用問題が解けるようになるためにも、今から受験勉強をスタートさせないといけないんですよ。
うちの塾も他塾も同じですが、この講習だけで成果を出そうとは思っていません。
来る高校入試に向けて着々と準備をしていく・・・そのスタートがこの講習なんです。
ぜひ講習のしっかりとした狙いを理解して残りの講習を頑張ってくださいね。
それでは、今日はこの辺で。