うちでは週に2回英単語テストを実施しています。
出るのは、教科書に載っている単語で、新出単語と既出の単語を組み合わせたものです。
書き10問、意味10問を1回分として、覚えてもらっています。
合格は満点のみです。
とはいえ、些細なスペルミスは直させて正しく書けるかチェックをして合格にしてあげます。
さすがに数問ミスをした子は不合格となりますけどね。
なかなか覚えられない子には指導はしますが、覚え方は基本的に自由です。
ただ、ほとんどの子が書いて覚えていますね。
何度も書いて覚えた後、きちんとできているかを確認してから、テストを受けている子が多いです。
やはり暗記の極意は書いて覚えるですからね。
自由にやらせても、最終的にはそこに行き着くんですよ。
逆に目で見て覚える子もいますが、やはり定着が弱くなりますね。
たとえテストで合格できたとしても、数日経つとほとんどが頭の中から消え去っているようです。
そもそも人の記憶はあいまいなものです。
一日経過するだけで70%の記憶は消え去るらしいので、いい加減に覚えている子はほとんど記憶ができないでしょうね。
ちなみに、暗記は経験がものを言いますから、うちの在籍期間が長くなればなるほど暗記のスピードは上がっていくんですよね。
中2・3はすでにベテランの域に入っていますので、そこまでの労力がなくともテストに合格できます。
一方で中1生ですが、このテストについてこれない子が3人ほど出ています。
ただ、この子たちもいずれはこのテストに順応して暗記が簡単になっていくんですよね。
当たり前ですが、中2・3生の子も最初は全く暗記ができませんでした。
中には逃げ出す子もいて、退塾寸前になって子もいます。
それでも、逃げずに立ち向かってここまで来たので、今では暗記ができるようになりました。
暗記だけは能力だけでなんとかなるものでもないんです。
思考力とは違う能力が必要になるんですよね。
そして、暗記力を鍛えるためには、絶対に経験が大事になっていくんです。
毎回毎回コツコツ続けていくことで、人は暗記の技術を学びそれを洗練させていきます。
その経験がなければ、暗記自体できるようにはならないんですよ。
暗記ができないということは、テストで点数をとれないということにつながります。
うちの塾はテストで点数をとるためを目標にしていますので、暗記力を鍛えるのは必須なんです。
理科も社会も、国語の漢字だって暗記することは必要ですからね。
ゆくゆくは高校生になって大学進学を目指しても、必ず必要になるのは英単語の暗記ですしね。
暗記力があって困ることは、基本的にはないんですよね。
本来なら漢字もテストをしたいところなんですが、なかなか手がまわらないのが実情です。
ただ、英単語テストだけでも暗記力を鍛えるのには十分ですので、今後も頑張っていきますけどね。
それでは、今日はこの辺で。