先日行われた共通テストの平均点が発表されましたね。
中間発表にはなりますが、これで大体確定かと思います。
今年は生物と化学で得点調整が行われるようですね。
これは理科②の難易度を合わせるための措置です。
このように毎年、何らかしらの教科が難しくなる傾向はありますので、正直、共通テストで点数をしっかりととるのは難しいんです。
これはセンター試験時代から変わらぬことではありますが、ここで失敗してしまうと国公立の入試での合格は遠のいてしまうんです。
基本的に国公立大学の受験は、共通テストと二次試験で構成されています。
どちらのテストも受けて、その合計で合否が決まるのです。
つまり、共通テストでしっかりと点数をとらないと、いくら二次試験があっても合格はできないということになります。
しかし、この共通テストで点数をとるのが至難の業なんです。
なにせ5教科7科目のテストを受けるわけですから、どのテストでも合格点をとらないといけないということになるんです。
例えば、国語は得意だけど、数学は苦手という子は、国公立大学の合格は難しくなります。
いくら数学が苦手といっても、合格点は勝ち取らないといけないんですから。
これは、他の教科でも同様のことがいえます。
社会は得意だけど理科は苦手もダメですし、英語だけめちゃくちゃ得意ってのもダメなんです。
バランスよくすべての教科で合格点がとれないといけないわけですから、どの教科も得意とは言わずとも、及第点までとれるようにしないといけないんです。
そもそも国公立大学の受験は科目の多さがネックになるわけです。
まんべんなく全ての教科をしっかりと勉強していかないと、国公立大学に受かることはできないんですよ。
では、どうやったら国公立大学に行けるのか。
それは、小学生時代から、すべての教科を得意に持って行くことが大事になります。
国語と算数だけでは足りません。
その二つが得意な子なんて世間にはあふれるほどいるわけですしね。
加えて、理科や社会も得意になっていく必要があるのです。
すべての教科が得意な子というのは、好奇心旺盛な子が多いです。
知りたいことがあったら、とことん調べる・・・そういう動きが自然とできる子が、どんな教科でも好き嫌いなく勉強できるのです。
一方で、ゲームばかりしていたり、スマホでYouTubeばかり見ている子は、国公立大学に進学するなんて無理でしょうね。
別に息抜きでやる分には構いませんが、勉強そっちのけで遊んでばかりいる子では、国公立大学に進学できるだけの能力は身につかないでしょう。
中学生のときも、定期テストでは470点くらいを目指した方がいいでしょうね。
順位は3位以内・・・できれば1位を目指しましょう。
そして、地域で一番の進学校に合格できるように日々努力しないといけません。
住んでいる地域にもよりますが、そのくらいの学力を持たないと国公立大学に受かるのは難しいでしょうね。
逆に、それだけ優秀なら進学校に進学した後も、授業についていけると思いますし、国公立大学に合格するための点数もとることができるでしょう。
センター試験が終わり、共通テストに変わったことで、総合的な学力が求められています。
昔と比べても、国公立大学に進学することは難しくなっている印象があります。
特に難関校に行きたいのであれば、幼い内からしっかりと自主的に勉強をしていくことが大事になるでしょう。
ちなみに、国公立大学に行くためにも早期に塾に入れるとか考えちゃダメですよ。
まずは、家でしっかりと勉強の習慣をつけることです。
それができていない人は、結局どんな塾に行こうが、どんな進学校に通おうがムダです。
自主的に勉強するというのは、自分の力で未来を切り開くことを指しているのですからね。
外部に頼るのは、自分の力であがくだけあがいてからでも間に合いますからね。
ぜひ、今からでも未来への準備を始めて行きましょう。
それでは、今日はこの辺で。