勉強ほど経験した人じゃないとわからないものはないですね。
学生時代にどれだけの時間を勉強に費やしたのか・・・
その経験がない人には、さすがに適切な勉強量はわからないかもしれません。
勉強はこれだけやればいい・・・
書店にはあたかも楽に成績があがるかのような勉強本と呼ばれるものが売っています。
筆者はもちろん勉強して成績を上げた経験がある人です。
真似をすれば、それなりの成果はあるかもしれませんが、それでも筆者ほどの成果は出ないと思います。
ああいうノウハウ本も私たちのような専門家が読めば効果のほどがわかるくらいで、勉強初心者が読んでも効果があるのかないのか分からないでしょう。
それでも素直に本の書いてある通りの行動をすれば、成果は出るでしょうが、人というのはそんなに簡単に本の通りに行動はできないものです。
そもそも、そんなに素直に行動できるのであれば、学校の先生のアドバイスに耳を傾けているはずですし、塾の先生の言うこと、さらに親の言うことまで聞いているはずですよね。
周りの大人だって勉強の経験がある人は大勢います。
子どもはそういう人たちに声をかけられているのですから、本来ならそういう本に頼らなくとも勉強はできるはずなのです。
うちの塾生もそうですが、最初は私の声に耳を傾けることはありません。
そりゃ成績を上げたくて塾に入ったんですから、それなりに言うことは聞こうとはしますけどね。
しかし、自分で勉強をしてその成果を感じることがなければ、人は勉強を率先してやろうとはしないのです。
アドバイスをする方もそうですが、勉強する本人も勉強の経験はなくてはならないのです。
勉強をやった経験値が自分のポテンシャルを教えてくれるのです。
どれだけの勉強をすれば、どれだけの成績が上がるのか・・・
それは、自分で努力して初めてわかるようなことなのです。
まぁ、スポーツも同じですよね。
そのスポーツの経験をしたことがないような人が、コーチをやっていても適切なアドバイスもできないでしょう。
独学で勉強すればある程度はわかるようになるとは思いますが、それでも経験者には勝てないでしょう。
それだけ経験は大事なんです。
経験した者だけがわかることが確かに存在するんです。
だからこそ、まずは経験をしないといけないのです。
そこで守ってほしいのは、簡単には諦めないことです。
勉強はちょっと頑張ったからといって、すぐに成果が出るものではありません。
ある程度は時間をかけてじっくりとやらないと、自分の可能性など測れるわけもないのです。
何度もこのブログで訴えていますが、やはり行動することは偉大なんです。
行動できて初めて人は変化が出てくるのです。
行動しない人は、いつまでたっても現状を変えることはできませんよ。
まずは30分からでもいいです。
少しずつ勉強の経験値を増やしていきましょう。
それでは、今日はこの辺で。