夏期講習20日目です。
指導していてつくづく思うのは、やはり勉強は早めに始めるのにかぎるということです。
特に、文章題などの応用問題を解くためには、その経験値が必要になってきます。
小学校のころから文章題は出てくるわけですが、そこできちんと挑戦したものだけが、中学や高校で文章題を解けるようになるのです。
同じことを指導していても、生徒によってそれを感じ取る力が異なるのです。
とある生徒は、そんな文章題でもすんなり解いていきます。
私は、最初に軽く説明しているだけです。
そこから、要点だけを理解して、あとは今まで培った経験で問題を解いていくのです。
もちろん、この子は小学生のころから優秀な子です。
小5のころから塾にいますが、文章題はほぼすべてのレベルの問題を解かせてきました。
中学受験希望の子ではないですので、受験用の知識はないですが、一般の小学生の指導内容はほぼ解けることができるでしょう。
このように、早めに経験を積んだ子は、今つまづくことがありません。
まぁ、当たり前といったら当たり前ですが、勉強経験者じゃないとこの感覚は理解できないでしょうね。
一方で、なかなか理解できない子は、そもそもが国語力が弱い可能性があります。
言葉をそのまま受け入れることができないのは、国語力が問題である可能性が高いです。
文章問題というのは、文章通りに立式すればいいわけです。
短い文章を読んで、状況を整理する・・・
これができなければ、立式ができないわけで、問題を解けるわけもないんです。
ただ、こういう子でも経験を積みさえすれば、徐々にコツをつかんでいきます。
要は、考え方を覚えてしまえばいいわけですからね。
とはいえ、時期が遅くなればなるほど、苦労するのは目に見えているのです。
私が言いたいのは、勉強は早い者勝ちという事実です。
どうしても早めに始めた子は有利になるんです。
それだけ経験を多く積んでいますからね。
もちろん良質な経験を積むことが大事だとは思いますが、もし良質じゃなくても早めに始めることは大事なことです。
なぜなら、早めに始めるからこそ、失敗を挽回できるのも早いわけですから。
遅きに失することがなきように、迅速な行動を心がけてほしいですね。
それでは、今日はこの辺で。