夏期講習10日目です。
塾に入る子というのは、基本的に自分で勉強できない子です。
家での勉強習慣がないのは当たり前で、学校の授業もろくにわからない・・・
そんな子が多いですね。
では、そういう子たちが成績を上げるためにはどうしたらいいのか。
それは、単純に勉強量を増やすしかないんです。
とはいえ、やる気がなければ効果は薄いですけどね。
勉強の習慣というのは、どれだけやればいいのか分からない人が多いですね。
これは親の解釈によるものなんでしょうけどね・・・
厳しい親なら子どもが毎日勉強するのが当たり前だと思ってますし、逆に優しい親なら宿題だけやっていればいいと考えるでしょう。
勉強の習慣というくらいですから、その量は毎日2時間くらいが妥当なんだと私は思います。
そもそも、そのくらいのこともやらないで成績が上がらないなんて、当たり前のことなんですよ。
ちょっと勉強したら成績なんて上がるだろと思っている親は、きっと勉強をした経験が乏しいのかもしれません。
逆に、勉強で苦労した人は、子どもの勉強量で妥協はしないでしょうね。
毎日2時間の勉強もさせないで、勉強の才能うんぬんを語らないでほしいです。
まずは、毎日コツコツ勉強させてみて、それでも成績が上がらないなら焦った方がいいかもしれませんね。
毎日やらせるのは、夏休みでも同じですよ。
夏休みだから勉強しないでいいなんてことはありません。
学校が休みなんですから、2時間程度の勉強なんてすぐに終わっちゃうじゃないですか。
夏休みって学校の授業が止まるわけですから、復習をする大きなチャンスなんですよね。
2時間の勉強だけだと、せいぜい夏休みの宿題が早めに終わるくらいでしょうか。
本来、それ以上の勉強をしないともったいないんですよ。
本当に子どもの成績をなんとかしたいと考えているなら、まずは親がその覚悟を見せてください。
そうしないと、子どもはいつまでたっても成績を上がるきっかけをつかめずに、ズルズルといってしまいますよ。
勉強量を増やすこと、それが成績を上げるコツですからね。
それでは、今日はこの辺で。