勉強もせずに成績が上がるなんて、虫のいい話はありません。
成績が上げるためには、それだけの対価を支払わないといけないんです。
これは何も行動しないのに、「きっといいことがある」と夢ばかり見ているのと同じことです。
結局、行動に移せない人間は、何も得ることはできないのです。
逆に言えば、勉強すればそれなりに成績を上げることができるんです。
ただ、そのためにはある程度のやる気が必要になります。
成績の上昇方程式というものがあるのですが、それによると
『勉強の質×勉強の量×勉強のやる気=成績上昇度』となっています。
勉強の質や量が大事なのは分かると思いますが、やる気だって大事なんです。
もし、やる気が人の半分しかないとします。
ある意味、ただ勉強をやらされているだけの状態です。
そうなると、
勉強の質が「1」、勉強の量が「1」、やる気が「0.5」ですから、
成績上昇度は「0.5」となります。
つまり、成績が下がってしまうということになります。
一方で、やる気に満ちあふれている子がいたとします。
ということで、その子のやる気は人の「2」と想定します。
ただ、不器用な子なので、勉強の質が「0.7」しかありません。
しかし、これでも成績上昇度は0.7×1×2=「1.4」となります。
大幅な上昇まで行かずとも、成績は上昇していくわけですね。
まぁ、いろいろな状況があるので、一概に2つの例を比較するわけにもいかないんですけね。
ただ、やる気をもって行動さえすれば、成績は上がると言うことです。
その勉強方法がつたなく、あまり良い勉強方法ではなかったとしても、やる気を持って勉強すればいいんです。
もちろん、この3つの要素はできるかぎり上げた方が良いと思います。
質も量もやる気もすべて、人より少しでも上回るだけで成績は上がります。
仮にすべて「1.2」だとしましょう。
それだけでも、1.2×1.2×1.2=「1.728」にもなります。
これだけで成績は前回の1.7倍になるわけです。
前回の成績の上げ幅が20点の子なら、次は34点も上がることになるわけですね。
あ、ちなみに、成績がマイナスだった場合でも、プラスに転じることがあるだけです。
ここは厳密には数学の論理は成り立たないわけですよ笑
もちろん、これは極論ですけどね。
すべての人に該当する考えではないことは重々承知しています。
しかし、ここで伝えたいのは、勉強しなきゃ成績は上がらないってことです。
最初は強制でも構いません。
ただ、いずれは子どものやる気を促していきたいですよね。
やる気さえ上がれば、成績の上げ幅なんてどんどん増えていきますからね。
それでは、今日はこの辺で。