小学生や中学生までは指示通り動くことを優先した方が良いのかも知れません。
指示通りに動く、ルール通りに動くというのが当たり前にできないのはダメだと思います。
ただ、高校生くらいからは指示通りに動いているだけでは足りません。
自分で考え行動するということが必須になるのです。
なぜなら、自分の進路は自分で決めないといけないからです。
高校生は高1の間に文系に進むか、理系に進むのかを決めないといけません。
もちろん、その選択によって、その後の進路も変わってくるのです。
例えば、文学が好きな子が理系に進むのは、あまり好ましくありません。
なぜなら、理系の大学には文学を扱う学部というのはないからです。
もし、間違ってこの子が理系に進んでしまったら、文系教科は自分で勉強しなくてはいけなくなるでしょう。
まぁ、こんな極端なことは起こらないですけどね。
しかし、最初は理系の大学を志していたのに、途中から文系の大学に進路変更するとなったら、独学で文系科目を勉強しなくてはいけなくなります。
生徒の進路変更に高校は対応してくれませんから、途中から文系に変えることはできないんです。
だからこそ、この文系・理系を選択するのは大事なことなんですよ。
本来なら、こんなに早急に進路を決めるべきではないんですけどね。
ただ、高校も2年生から文系・理系に分けて授業を組んでしまいますので、一人一人の進路変更にまで対応はできないんですよね。
これはあくまでも一例ですけどね。
高校生が高校を卒業した先は、自分で選択を続けなきゃいけない道ですからね。
親がガチガチに子どもの進路を決めているのもどうかと思いますが、そうでないのなら子ども自身が進路を決めないといけないんですよ。
ここで親は何もしてあげられません。
親ができるのはアドバイスのみです。
強制的に進路を決められるわけもないんですから、親は子どもに進路決定を促すしかないんですよね。
私は高校生には自ら考えるように指示をします。
必ず将来のことを想定して行動するように指示をします。
高校を卒業したあと、どういう進路があるのか、どういうことに興味があってどうなりたいのか、それをとにかく考えるように指示をします。
基本的に指示ばかりを高校生にしてはいけません。
そうすると、高校生は自分で考えるのを辞めてしまうからです。
そうではなくて、尻をたたくんですよね。
尻をたたいて行動するように促すんです。
そのためには説教でもなんでもやります。
結局は動き出したものが勝つようにできていますからね。
勝てないのは、結局何もしない子なんですよ。
勉強をして大学に進学するのもよし、高校生活をエンジョイして専門学校に行って資格をとるのもよし、部活にいそしんでその道を進んでいくのもよしです。
とはいえ、塾ができるのは、大学進学への手助けのみですけどね。
高校生は自らのことを自ら決めなくてはダメです。
そのためには、親も厳しく接する必要はあると思いますよ。
いずれ自分の手から離れたときに、力強く前に進んでいくかどうかは、高校生のときに決まるといっても過言ではないかもしれませんね。
それでは、今日はこの辺で。