勉強をやっていると、ここまでが自分の限界なんじゃないかと思うときがあります。
ま、一種の逃げなんですが、勉強をやっていく気力がなくなってしまうんですね。
ただ、それは限界でもなんでもありません。
限界というのは、自分で勝手に決めた線引きなんです。
その線を引かなければ頑張り続けることもできるのでしょうが、人はそこまで強い存在ではないですからね。
心理的にどうしても逃げたくなって、勉強を諦める理由を探してしまうんです。
なぜここまで言えるのかというと、私がそういう人間だったからです。
自分に言い訳をし、勉強をしなくていい口実を考え、仕方がないんだと勉強を諦めてしまったんです。
まぁ、今ではそのことを激しく反省しているんですよね。
自分の若いころの至らなさを恥じているわけです。
ある意味、この仕事をしているのも、自分と同じような存在を作りたくないからといえるでしょう。
自分ができなかったくせに何言ってんだと思われるかもしれませんが、目の前にいる生徒に同じ後悔はしてほしくないんです。
だからこそ、生徒が限界を自分で決めていたら、その限界をとっぱらいます。
その限界は間違っているんだと諭すのです。
もちろん、自分のことを棚に上げて諭すわけです。
それでも、限界を自分で決めることは間違っているんです。
ただ、自分の可能性を閉ざしているだけなんです。
子どもというのは色々な可能性があります。
それこそ、導き方次第でどうとでも変われるのです。
私はそのリミッターを取り外したいんですよね。
少しでも勉強をやる気があるなら、とことん頑張ればいいんです。
周りはただ応援してあげればいいんです。
心が折れそうなとき、手を差し伸べて上げるのは非常に大事なことですから。
私と関わった以上、簡単に勉強を諦めさせません。
諦めた瞬間、自分の可能性を縮めてしまうんですからね。
もちろん、やり直すことはいくらでもできますが、それは後悔が残っているから起こる行動です。
できれば後悔なく進んでほしいんです。
まぁ、難しいことではあるんですけどね。
渡辺塾は頑張る生徒を応援します。
とことん成績を上げて、自分の行きたいところを諦めることなく突き進みましょう。
それを続けることで、必ず将来が明るくなりますからね。
それでは、今日はこの辺で。