例えば、自分の順位が真ん中よりちょっと上にいたとします。
ですが、これを喜んで良いのか、それとも嘆いた方がいいのかは、最終的な目標によって変わってくるのです。
中学生ならどうでしょうか。
中学生で真ん中よりちょっと上なのは、そこまで喜んで良いことはではありませんね。
なぜなら、中学生なら少し頑張れば、4分の1の順位くらいは入れるからです。
中学生は頑張っていない子が多いですからね。
少しがんばればすぐに順位を上げることは可能です。
そもそも真ん中よりちょっと上の子くらいまでの層は、そこまで勉強していない層ですからね。
がっつり勉強さえすれば、すぐに上位なんて狙えるんですよ。
そういった意味では、嘆いた方がいいのかもしれません。
まだ伸び代がたっぷりあるわけですからね。
上に行きたければとにかく頑張ればいいんだと思いますよ。
もちろん、そこまで高望みをしていないなら、その順位にいることを良しとすればいいと思いますけどね。
一方で、高校生ならどうでしょうか。
高校は自分と同じくらいの実力をもった生徒がいるわけですから、その中で真ん中より上の順位なのは良いのかもしれません。
大半の生徒はその順位を見て満足していることでしょう。
しかし、目標が変われば、その評価も変わってくるのです。
仮に、国公立大学を志願していたとします。
もし、そういう生徒なら、真ん中よりちょっと上では満足してはいけないのです。
なぜなら、その順位では国公立大学には受からない可能性が高いからです。
進学校のレベルにもよりますが、国公立大学に進学するなら、かなりの上位にいないといけません。
最低でもこの塾の周りの高校に通っているなら、上位10%にはいないといけないでしょうね。
ただ、そこまでの大学を望んでいないなら、別に真ん中よりちょっと上くらいでも大学に進学できるでしょう。
無理せずその位置をキープするだけでもそこそこの大学には進学できるでしょうね。
要は、目線をどこに合わせるかということでしょうかね。
高みを目指しているなら、現状に満足することなく、さらなる高みを目指すべきなのです。
自分の立ち位置は目標によって評価が変わりますよ。
自分の立ち位置はどう評価するべきなのか、じっくりと考えてみるといいかもしれません。
それでは、今日はこの辺で。