とても当たり前のことを言いますね。
「国語は文章を読まないと解けません」
何当たり前のことを言っているンだと思われるかもしれませんが、それを知らない子は多いんです。
いや、知らないんじゃないですね。
読みたくないから読まないんですよ。
そもそも、国語が苦手という子は面倒くさがり屋が多く、読むこと自体が面倒くさいんですよ。
だから、じっくり読んで答えをさがすということができません。
これは数学や理科・社会、そして英語まで影響を及ぼすのです。
国語の文章を読まないということは、読解力も育ちません。
読解力がない、教科書の文章だって読めません。
そうなると、自分で調べて物事を理解しようとしても、それができないとなってしまうのです。
読解力がないというのは、かなり致命的な弱点なんですよ。
すべての勉強は言語で表現されているのですから、文章が何を言っているのかわからなければ、問題すら解くことができないんです。
スマホの影響なんでしょうが、現代っ子の多くが読解力を持っていません。
もし、お子さんが読解力があるかどうか疑問なら、国語の教科書でも読ませてください。
そして、何が書いてあったのかを子どもに語らせてください。
もし、その子が内容を説明できるなら読解力はあります。
しかし、その子が内容を全く説明できない、もしくは文章とは関係ないことを話始めたら読解力はないと思った方がいいでしょう。
そして、もしお子さんが読解力がないことが判明したら、ぜひ保護者の方がその国語のあらすじを教えてあげてほしいんです。
分からない言葉があれば、その意味を伝えてほしいんです。
もしかしたら、とてつもなく簡単な言葉の意味がわからないかもしれません。
そんな簡単な語彙すら知らなければ、読解力なんて身につくわけがないでしょう。
国語は文章から答えをさがす教科です。
その文章のどこに答えが書かれているのかを知りたければ読解力を身につけるしかないんですよ。
すべての勉強の基礎は読解力だと言っても過言でありません。
自ら勉強できるようになるためにも、早急に読解力を鍛えましょう。
ちなみに、読解力は家でも鍛えることができますからね。
親子で同じ本を読んだりして情報を共有してみてください。
これだけでもかなり読解力が身につくようになると思いますよ。
それでは、今日はこの辺で。