昨日はワクチン2回目の副作用による発熱でお休みしました。
開校以来5年が経過していますが、体調不良で休んだのは2回目です。
普段、体調管理はしっかりとしているので、風邪は引くものの悪化せずにここまで来れたんですよね。
少々熱があっても授業を行ったこともあるので、副作用をなめていました。
まさかあれほどの高熱を出すとは思いませんでしたし・・・
まぁ、今回は自己責任ではないので、仕方がないかな・・・
振替授業は来週から始まる長期休暇中に消化します。
では、本題に。
先日、とある生徒から質問を受けました。
「先生、成績を上げるためには勉強量を増やさないといけないのは、わかっているんですが、それ以外で何か方法はありますか?」って。
この質問してきた生徒はやる気がある子なので、こういうことを普段から考えている子なんですよね。
実際、この子の状況は成績が頭打ちになっていて、これ以上上がらないという状況が続いていたんです。
確かに、勉強はしているのに、成績が上がらないのはやきもきしますよね。
この子の上の質問が出るのもよくわかるので、その質問にはこう答えました。
「勉強量が十分あるなら、あとは効率を重視するしかないよ」
「人は忘れる生き物なんだから、こまめにチェックする時間を増やすとか・・・」
「毎日、できるようになるまでチャレンジして、完璧に覚えたら終わりにするとか・・・」
このように細かく例を挙げながら、効率よく勉強するには工夫することが大事であることを伝えました。
本来なら、勉強量をある程度こなしていくと、こういう考えに至るんですよね。
どうやったらもっと成果が出るだろうか・・・?と考えることで、こういう方策は出てくるものなんです。
とはいえ、この子が質問してきたということは、考え抜いた結果なのでしょう。
勉強は作業だけをしていても、ある程度までしか点数は伸びません。
どんなテストでも基本問題だけで70点分はとれるようにできているので、作業的な勉強でとれる点数は70点で頭打ちとなります。
それ以上の点数をとりたいのであれば、応用問題を解く練習をしないといけません。
毎日2,3問の応用問題・・・つまり、頭を使う問題を解くことで考え方を頭にたたき込んでいくのです。
この作業をして初めて、80点や90点という点数をとれるようになるのです。
では、もうすでに80点以上とれているのであれば、どうするのか。
それはもうミスをなくすしかありません。
ある書物でこう言ってました。
「ミスをするのは、馬鹿だからだ」と。
実際そうなのだと思います。
頭のいい子はミスすらしません。
ミスするというのは、どこか集中できていないところがあるからです。
ミスまでなくすとなるとそれなりに勉強をしていくしかありません。
やることはどんどん雪だるま式に増えていきますので、結局、勉強の量を増やすしかなくなるんですよ。
結論は「勉強量を増やし、効率のよい勉強を行う」こと。
これが成績を上げるための絶対条件なのでしょうね。
それでは、今日はこの辺で。