この近辺から千葉県側の高校に行くとなると、佐原方面が佐原高校、佐原白楊高校、銚子方面が市立銚子高校、銚子商業、県立銚子高校となるでしょうか。
特に優秀な子は佐原高校か、市立銚子高校に行くことが多いですね。
どちらも進学校ということで、伝統もありますし、それなりに実績もあるところです。
私が中学生の頃でも、この2校は成績優秀者が進学するところとして有名でしたね。
しかし、近年、少子化の影響でしょうか。
どちらも偏差値が下がってきているのです。
ちなみに、偏差値とは平均点とどれだけ違うかを示す値です。
平均点をとれていれば、偏差値は50となり、それをいかに超えているかで自分の立ち位置がわかるのです。
今までの偏差値は佐原高校が60付近、市立銚子が55付近でした。
しかし、今年発表された偏差値は佐原高校が55、市立銚子が50でした。
なぜここまで下がってしまったのかというと、どちらもほとんど不合格者が出ていないからなんです。
受験生のほぼ全員が合格できているということは、従来なら合格できないであろう成績の子も合格できているということになります。
もちろん、優秀な子は優秀な子として存在しています。
しかし、合格生全員の平均をとってみると、どうしても点数は下がってしまうのです。
これからこの2校の偏差値を上げるために、募集人員を減らすことが考えられます。
そうしないと、この偏差値は上がってこないでしょう。
実際、2校とも、模試の平均点は芳しくありません。
このままですと、大学実績にも支障が出てくるでしょう。
とはいえ、あくまでも外側から見た評価が下がっただけです。
授業の中身はそれなりに高いですから、その中でどう頑張るかが大事となるんですよ。
結局、どの高校に進学しようが、そこで頑張らない限りは有名大学への進学はできません。
ちなみに、優秀な子が集まる高校の方が高度な授業はできるんですけどね。
しかし、こればかりは個人がどうにかできる問題ではないので、気にしても仕方ありません。
大事なことはどんな環境でもそこで頑張ることです。
どちらの高校も上位陣は本当に頭のいい子ばかりですよ。
そこに入るかはいらないかで、その後の進路は決まってくるでしょうね。
それでは、今日はこの辺で。