今日は生徒の成長例を紹介します。
どちらも中3生です。
一人目は、うちの塾の一番の古株の子です。
小4のころから通っている子です。
その子ももう中3生です。
年が過ぎるのは早いですね。
で、その子なんですが、長年、英語を教えてきたので、そこそこ英語はできます。
ただ、成績を上げようという欲があまりないのか、英文法を中途半端に理解してしまったり、大事な英語のフレーズを覚えてこなかったりしてたんです。
で、さすがにこのままだと英語が訳分からなくなって成績が下がってくると思ったので、ちょっときつめに注意しました。
「宿題やっていても、何でこうなるのかを考えるようにしないとどんどん英語がわからなくなるよ」
「先生が覚えなさいと言っているフレーズをしっかりと覚えないと、入試では点数がとれないよ」
その後、少し時間をおいて、ちゃんとやっているのかその生徒に聞いてみたんです。
すると、「ネットで調べてみたんですけど、いまいちよくわからない・・・」とか、「これ、この前覚えたんですけど、今ちょっと忘れちゃいました」という返事をくれたんです。
明らかに私の言う通りのことをやろうとしてくれていたんですよね。
そこで疑問に思っている箇所を再度授業をしてあげました。
すると、納得したんでしょうか、ちょっとスッキリとした顔に変わっていました。
また、別の生徒です。
この子も小学生のころからいる生徒です。
最近のやる気のなさが目に余ったので、かなり本気で叱りました。
しかも、2週連続で。
なぜなら、怒った次の週も全くその子は変わらなかったんですよね。
だから、連続でその生徒は叱りました。
2回目は他の子の頑張っているノートを見せながら、叱りました。
「ほら、見てみろ!!○○は1週間でこれだけの量の勉強をやっているんだぞ」
「一方お前は数ページしかやっていない。成績が上がるかどうかは勉強量がものをいうんだからな!!」
この子はようやく気づいてくれたのか、次からはしっかりとやってくれました。
その後、その子に冗談めかしてこんなことを聞いてみました。
「お前、今まで手を抜いていただろ?」
すると、その子は素直に頷いていました。
自分がいかに勉強していないかがよくわかったんでしょうね。
少しはそのことがわかって変わった様子です。
このように、日々生徒とガチンコでぶつかり、生徒の成長を促しています。
塾の講師はいかに生徒に勉強させるかを考えるものです。
なるべくなら怒りたくはないですが、このペースだとマズいと考えれば、てこ入れをしないといけないのです。
中3生にとっては、ここからが正念場です。
夏から始めた受験勉強に疲れが出始めますからね。
いかにモチベーションを保って勉強を続けていけるかで、受験本番の結果が変わってくるでしょう。
それでは、今日はこの辺で。