夏期講習最終日です。
明日はテストを残すのみです。
生徒のできが今から楽しみですね。
さて、この夏期講習、新しい取り組みを実行しました。
例年通り中3生には課題をやらせるのですが、そのやらせ方に工夫を入れました。
工夫といっても、ただ、生徒に自由に勉強させただけなんですけどね。
こちらは勉強範囲を指定しただけです。
「何ページから何ページまで勉強しなさい。
この範囲でテストをするよ。」
それしか言っていないのです。
今までは細かくページ指定していたのですが、多くの子がノルマを終えたらそれ以上勉強しなかったんですよね。
しかも、苦手科目を重点的に勉強することもできないんです。
つまり、生徒の自由を縛っていたというわけです。
このやり方では、生徒は何をやればいいのかを考えなくて済む一方で、何を勉強しようかと考えることもないんです。
それでは本当の意味での自学とはならないんですよね。
自学というのは、自分の課題に向き合って、何を勉強するのかを考えて行動するものです。
それなのに、すべて塾任せでは自学力は育たないのです。
今回はそういう反省のもと、生徒に自由に勉強させてみました。
ちなみに、定期テストでは成果は出ましたね。
多くの生徒が例年以上に点数をとってくれたんです。
しかも、回数を重ねるごとに点数を伸ばした生徒が多かったんです。
まぁ、夏だけで判断するのは難しいとは思いますが、今のところ今回の取り組みは功を奏しています。
後は、これを継続して伸ばしていくだけです。
コロナ禍で大変な時期ではありますが、逆に勉強ができるチャンスでもあります。
ちょっと乱暴な言い方にはなりますが、どうせ外に行けないのであれば、家に引きこもって勉強すればいいんじゃないでしょうか?
特に受験生はここからが勝負の時期になってきます。
遊び回っている時間はないと思いますよ。
頑張りましょうね。
それでは、今日はこの辺で。