今日は土曜日で、午前中に保護者面談を行っています。
中3生の保護者様には志望校の確認と、夏期講習のお知らせ等を行っていきました。
でその中で高校生の保護者様との面談もありました。
この高校生、なかなか勉強のやる気が起こらず、私に叱られてばかりいる生徒です。
最近も私を怒らせ、叱られたばかりでした。
なぜ叱られているのかというと、この高校生自身の望みが高いからです。
この生徒の望みを叶えさせるためには、今の学力のままでは無理ですので、塾としてはなんとか叱咤激励して勉強をさせようとしているわけです。
しかし、のらりくらりと私のアドバイスを避けるばかりで一向にやる気にならないのです。
私は、なんとかさせるべく叱ってしまうというわけです。
塾は要望に応えようとするところですからね。
生徒の要望を叶えるためにできることを行うのです。
この生徒の保護者面談では、保護者様に私とその生徒とのやりとりに関して説明を行い、今後どうしたらいいのかをアドバイスさせてもらいました。
保護者様にお願いしたのは以下の一点です。
それは高校生を子ども扱いしてもらいたいということです。
これは甘やかしてほしいということではなく、しつけをしてほしいということなんです。
子どもは高校生になると、あたかも大人のように扱われます。
「もう高校生なんだから、自分のことは自分でやりなさい」と。
しかし、高校生はまだまだ幼いんです。
大人になれている高校生なんて一握りです。
大学生ですら子どもっぽい子が多いのに、高校生を大人扱いするのは危険なんです。
このブログでも何度も書いていますが、高校生こそ管理が必要なんです。
放り投げていても、しっかりと生きようとはしないでしょう。
大学に行かせたいのであれば、家庭で勉強させることは徹底していかないといけないのです。
いずれは自分の元から巣立っていくでしょうが、それまでは徹底的にしつけを行って下さい。
まだまだ子育ては終わっていないんですよ。
あと少しですから、ぜひ頑張ってもらいたいものです。
かくいう私も、幼い高校生でしたからね。
今でも精神年齢は実年齢よりも低い自覚がありますしね・・・
完全に1人立ちするまでは、油断せずに子どもの管理をお願いしますね。
塾だけで子どもを変えるのは難しいので、ぜひ協力をお願いできればと思います。
塾とご家庭の連携は子どもを育てる上で大事になりますからね。
それでは、今日はこの辺で。