先日の授業で、とある新中3生から、とある質問をもらいました。
それは、「どうやったら実力テストの点数が上がりますか?」ということ。
この質問した生徒はとにかく向上心がある子で、塾で言われたことはすぐにやってしまう子なんです。
最近、壁にぶち当たっていて、なかなか思い通りに点数が上がっていないんですね。
どれだけ順調に点数が上がったとしても、ある程度まで来ると、途端に伸びなくなります。
私はこれを「壁」と呼んでいるのですが、その壁の前に来ると成績が伸びなくなるのです。
その壁を越えると、ワンステージ上の学力を有することになるのですが、その壁を乗り越えるのがキツいんです。
たいていの子は、その壁を乗り切る前に諦めてしまうことが多いです。
しかし、一度その壁を乗り越えてしまえば、もう成績が下がることがなくなります。
それだけ頑丈な学力を持つことができれば、成績は下がることはないのです。
しかも、その壁をあがいてあがいて乗り越えたという経験がその子自身を強くしていきます。
今後、何かの試練を迎えても、その子は乗り越えることができるでしょう。
とはいえ、この時期にもうその境地に達するのは早いですね。
まだまだ受験までは時間があるわけですから、焦らずにその壁を乗り越えてしまえばいいのです。
ちなみに、上記の子には成績を鑑みて今できることを伝えておきました。
いつになるかわかりませんが、壁を乗り越えてくれると私は信じています。
その瞬間が今から楽しみですね。
それでは、今日はこの辺で。