私は中学生に、高校行ってからも勉強することの大事さを伝えています。
特に進学校に行きたいという子には、何度も何度も高校での勉強の大事さを伝えるのです。
なぜなら、進学校に行きたいと言う子の最終目標は大学に進学することだと分かっているからです。
進学校に通ったからといって、自分の行きたい大学に進学できるわけはありません。
進学校に通って、そこで一生懸命勉強して初めて希望の大学に進学できるのです。
この勉強というのは、高3の受験生になってからの受験勉強をすることを指しているのではありません。
そうではなくて、日常の勉強のことを指しているのです。
つまり、日頃から大学に進学することを念頭に置いて勉強する必要があるのです。
基本的にどんな進学校でも、全体の1割には入っているのが好ましいです。
例えば、240人の高校なら24位以内に入っていることが望ましいです。
結局、そういう層の人間しか、自分の希望の大学に進学することはできないでしょう。
別にどこの大学でもいいと考えているなら、どんな順位でも構いません。
しかし、有名な大学に通いたいという希望があるのであれば、それなりの成果はあげないといけないのです。
ただでさえ、この地域の学力は低いです。
この近辺の公立高校のトップが佐原高校ですが、たかが偏差値60程度の高校なのです。
トップクラスの偏差値70をほこる千葉高校や、水戸一高と比べてもかなり低いランクと言わざるをえないのです。
そんな佐原高校に入ったからといって、何の自慢になるのでしょうか?
確かに、この近辺では賞賛されるとは思います。
ただ、それはまるで地方大会においての賞賛なのです。
大学入試はいわば全国大会です。
全国からその大学を目指して、入試という戦場に戦いに来るわけです。
茨城県内でも最底辺のこの地域の学力で、全国の猛者にかなうのでしょうか?
答えは明白ですね。
最上位にいる子たちなら戦いになるかもしれませんが、佐原高校の中位から下位の子など、相手にもなりませんね。
この地域の子が、有名大学に通いたいと考えるならば、毎日コツコツ勉強するしか手がないのです。
これは部活に通っていようが関係ありません。
時間のない中で自分なりの精一杯で毎日を生き抜いていくしかないのです。
大学に行きたいと少しでも考えて高校に進学するというのなら、受験が終わっても勉強の習慣は崩してダメだと思います。
まずは、高校内でトップクラスの順位を目指しましょう。
そのためには、春休みも勉強をするべきですし、その後も勉強を続けるべきですよ。
ちなみに、うちの佐原の高1生には先日喝を入れておきました。
このままでは希望の大学はおろか、有名な大学には進学できないと分かっているからです。
この子が2年後に笑っていられるかどうかは、今後の日頃の過ごし方が関わってきます。
どの高校生も同じだと思いますが、高校生活をエンジョイしてしまう子は、希望の大学に進むことを諦めた方がいいでしょうね。
才能があれば短期間で成績が急上昇するとは思いますが、凡人は時間をかけないと成績は上げられませんよ。
どこでそれに気づくのか・・・早めに気づいた者から順に成功をしていきます。
まずは、日常生活を見直し、日々勉強するように心がけましょう。
それでは、今日はこの辺で。