中3生は受験間近ですね。
さぞかし勉強していることと思います。
まさか土日に遊んではいませんよね笑
勉強をガリガリとやっていても、なかなかに点が伸びないことがあると思います。
同じ時間勉強しているのに、成績の伸びる子と伸びない子が出てくるのです。
なぜ勉強しても点数が伸びないのか?
定期テストレベルでは点数がとれていても、実力テストレベルになると点数がとれなくなるのか?
それは普段の勉強のやり方に理由があるのです。
成績が伸びない勉強というのは、それは「作業」です。
勉強が作業になってしまっているのです。
どういうことかというと、例えば一問一答の問題を解いたとします。
丸付けをして、間違った問題の答えを確認して、再度、解き直しをします。
そうすると、用語を覚えることができるわけです。
もちろん、用語を覚えること自体は間違いではありません。
しかし、それだけではテストで問題を解くことができないのです。
大事なことは、なぜそうなるかを考えることです。
一つの用語をとっても、なぜそうなるかまで覚えていないと、実力テストレベルを解くことができないでしょう。
理科でいえば、その用語だけでなく、なぜそういう現象が起こるのかまで覚えていないといけません。
そのためには、普段の勉強から考える時間を増やしていくしかないのです。
教科書や資料集、参考書を読み込み、なぜそうなるかを考えます。
自分なりでも構わないので、その現象の原理を考えていくのです。
その後、学校の先生や塾の先生に、なぜそうなるかを質問します。
自分の考えが正解に近ければ、そのまま覚えてしまえばいいわけです。
間違っていれば、その考えを訂正しておきましょう。
間違ってほしくないのは、いきなり先生に質問することです。
自分なりに考えもせずに、先生に質問をしても、その原理の理解はできないでしょう。
大事なことは、自分なりの考察をしてから、質問をしていくのです。
先生に質問するのが面倒なら、ネットで調べてもいいと思います。
YouTubeで指導の動画を見るのもいいと思います。
今では無料でいろいろな授業を見ることができますからね。
勉強は「作業」ではないのです。
「考える」行動こそ、最適な勉強方法なのです。
頭を動かすことなく、勉強を続けてもテストで点数をとることは難しいでしょう。
勉強で大事なことは、その答えに至る理由の方なのです。
なぜそうなるか、どうしてそうなったかを説明できるレベルまで理解をしないと、実力テストましてや入試問題は解くことができないと思いますよ。
頭を動かして、知識をより深く理解してくださいね。
一つの現象を完璧に理解できれば、どんな問題が来ようと、正解を出すことができるでしょう。
それでは、今日はこの辺で。