先日、1週間のお休みをいただいたんですが、その前に塾内定期テストを行い、不合格者には再試験をやる旨を伝えておきました。
そして、再試験の合格点は90点以上としておきました。
1週間のお休みの間は、中3生は課題があるものの、中1・2生には宿題くらいしか負荷がなかったはずでした。
長い期間を経てからの再試験ですから、さぞかしいい結果が出るであろうととて~も甘い期待をしていました。
しかし、蓋を開けてみれば、まぁひどい結果でしたね。
とはいえ、一部の生徒だけですけどね。
勉強を普段やらない子というのは、こういう風に時間を与えてもやらないままなんですよ。
逆に、普段から勉強をしている子は本当にしっかりと準備をしてきてくれました。
残念ながら本番で不合格になってしまったものの、再試で合格するのは容易ではありませんからね。
再試で合格できた子たちはそれなりに努力してくれたのだと認めるしかありませんね。
一方で、頑張ったにもかかわらず再試に合格できなかった子もいます。
とある子は毎日のようにコツコツやったと言っていましたが、結果がでなければ意味がありません。
結果が出るまで努力して初めてその努力が報われるんです。
結果が出なければ、どれだけ努力したといっても意味がなくなってしまうんです。
世知辛いですよね・・・
本当は努力することが尊いはずなんですけどね。
いかに努力をしたと思っても、結果がすべてなのがテストというものなんです。
今回のタイトルにあるように、勉強というのは自分との戦いだと思います。
いかに自分を甘やかさないで、自分を追い込むことができるのか、それが勉強でありそれが成果を生み出すんです。
生徒の「努力しました」という言葉は本人なりに頑張ったということだけなんです。
周りから見たら大したことない努力を、胸を張って誇られたとしても残念なだけですね。
そこまで努力しなくても成果が出る子というのは、今までの積み重ねがあるだけなんですけどね。
今まで頑張ってきたからこそ、少しの努力で大きな成果が出せるんです。
ただ、今まで勉強そのものをあまりやってこなかった子については、成果が出るための努力はそれなりに多くしなくてはいけません。
結局、今までの勉強してこなかったツケがたまっているわけですから、そんなに簡単には成果は出ないんですよ。
最悪なのは、再試験に合格すればいいと思って準備してきた子です。
ただの丸暗記・・・わからないものを調べるでもなく、理解するまで何度も挑戦するわけでもなく、ただ合格さえできればいい・・・
子どもですから、そう考えるのも仕方ないですが、そういう風に考えてしまう子は、今後も成長はないでしょうね。
残念ながらうちの塾生の多くがこういう考えの持ち主です。
自分のダメなところと正直に向き合って乗り越えていく。
この考え方ができて初めて成果が出てくるんです。
頑張っているはずなのに成果が出ないのは、こういう考え方の問題なのかもしれませんよ。
それでは、今日はこの辺で。