先日、とある中3生の子と将来の話をしました。
どこの高校へ行き、その先をどうするか・・・を一緒に考えました。
進学校に通うとなると、その先は大学に進学することになります。
進学校に合格した後も勉強を継続しなければ、すぐに落ちこぼれになってしまう厳しい世界です。
大学に通わないととれない資格があるので、将来の仕事に必要な資格なら、大学は目指さないといけません。
例えば、獣医になりたいと思えば、その資格がとれる学部のある大学に進学しないといけません。
獣医といえど、医者であることは変わりませんので、やはりそれなりの学力がないと合格することはできません。
しかも、獣医は非常に人気のある職種ですので、倍率自体も高いです。
そうなると、ただ学力が高いだけでなく、それなりに運も必要になるかもしれません。
普通の高校に通うのなら、卒業後は基本的には就職となります。
職業高校ならほぼ100%の生徒が就職を目指します。
在学中にできるだけ資格をとり、それを武器に就職活動を行っていくのです。
普通科の高校なら、就職以外にも専門学校や大学への道も用意されています。
自分の行きたい道を選べばいいわけですね。
ただ、大学に進学するにしても、そこまでレベルの高い大学に進学することは難しいでしょう。
そもそも進学校ではないので、大学進学のために必要な学力を要求されることはありません。
テスト前に頑張って勉強さえすれば、落第することもないと思います。
上記の生徒とは、将来、就きたい職業を例にとりながら、色々な選択肢について話しました。
○○に就きたいなら、○○高校行って、○○の資格がとれる専門学校に通った方がいいだろうねとアドバイスをしていきます。
将来なりたい職業が決まっているなら、進路を決めるのも楽です。
そのゴールに進めるようにレールを引いてあげればいいわけですから、どこの高校へ通うべきなのかも自ずと分かってきます。
本来、進路というのは、ゴールを決めることを初めに行ってほうがいいのです。
子どもながらに、どういう職に就きたいのかを決めさせるのです。
ただ、そのためには、親が指導してあげる必要があります。
子どもに知識はないわけですから、親が子どもに教えてあげるのです。
どういう職業があるのかを教え、どういう職業に就きたいのかを親子で話し合うことが大事です。
もし、職についての知識がないなら、自分の経験を話すだけでもいいです。
これはお父さんに任せてもいいと思いますし、両親で子どもに教えてあげるのもいいと思います。
自分の若かった頃の話なども交えながら子どもに話してあげるといいでしょうね。
子どもの進路は親が促してあげなくてはいけません。
ほっておいても勝手に自分の進路を決められる子というのは稀です。
親が子どもの進路を決めてしまうのは問題がありますが、誘導してあげる分には構わないのではないでしょうか。
もちろん、本を片手に話しをするのもアリでしょうね。
ネットで調べてあげるのも手ですよ。
何にしろ、親子で色々と話をするのが大事です。
ぜひ将来についての話題で会話してみてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。