先日、テレビのとある番組で、東大卒でクイズ王の伊沢拓司さんがこんなこと言っていました。
東大を目指して勉強していたときに何を大事にしていたかを語っていたんですが、それは睡眠をしっかりとることでした。
もちろん、単純に寝てばかりでいいというわけではありません。
伊沢さんは夜の10時までは必ず毎日勉強し、その後はゆっくりと過ごして早めに寝ていたそうです。
最低でも6時間、長くても7時間半は寝るようにしていたと言っていました。
「えっ?普通じゃないですか?」
と思うかもしれませんが、東大を目指そうと思うなら6時間は寝過ぎだと思います。
毎日寝る時間を削ってでも勉強しなければ、東大なんてそんなに簡単に受かるところではありませんから。
でも、伊沢さんはそれが非効率だということを知っていたんです。
勉強は毎日必ず行うのは当たり前なんですが、集中して短時間で効果を上げることを大事にしたんです。
睡眠不足は集中力を著しく低下させますので、前日に睡眠時間を削って勉強すると次の日の勉強に支障が出てくるのです。
しかも彼はクイズが大好きな高校生だったらしく、高1高2はとにかくクイズのことばかり研究していたらしいんです。
高3の高校生クイズを最後にクイズを止め、勉強に集中したらしいのですが、その頃、東大模試の数学で0点をとって焦ったと語っていました。
それでも、半年集中して勉強しただけで東大に受かるんですから、さすが開成高校生ですよね。
ちなみに開成高校は日本で一番優秀な東京の高校です。
もともとの地頭が違うわけですから、凡人には真似ができそうもありませんけどね。
しかし、地頭は真似できないとしても、行動は真似できると思います。
夕食を食べたら、毎日必ず10時まで勉強する・・・
というのは、私が常日頃大事だと言っている勉強の習慣化ですので。
それにプラスして、睡眠をしっかりととらせるというのが何よりも大事なんです。
スマホばかりいじっていると、どうしても寝る時間が遅くなり、睡眠時間を確保できなくなります。
それを防ぐためにも、ルール作りが必要になるのです。
何時までスマホをいじらせるのかが大事になります。
例えば23時まで自由にいじらせたら、スマホは親が預かると良いと思います。
そうすれば後は寝るだけになりますしね。
成績を上げるために必要なのは勉強の習慣化です。
いまや有名人となった伊沢さんのように、何かに好きなことに集中することも大事ですが、それだけを追いかけるのではなく、勉強も並行して行っていくといいと思います。
それでは、今日はこの辺で。