塾業界というのは成績を上げてナンボの世界です。
成績を上げられない塾なんて淘汰されて当たり前なんです。
塾だって商売です。
成績を上げられない塾は評判を落とし、お客さんが寄りつかなくなります。
だからこそ、成績を上げることが何よりも大事になるんです。
「成績を上げるよりも大事なことがある！！」
なんて言っている塾は成績を上げられないときの言い訳をしているだけです。
とはいえ、私の塾だって全員が成績UPできているわけではないので、まだまだなんですよね。
全員が成績UPできてこそ塾に通ってもらう価値があるんだと思います。
しかし、塾って成績を上げる手助けしかできないんです。
成績を上げるためには絶対に自学が必要なんです。
勉強せずに塾だけ通っている生徒が成績を上げられるはずはないんです。
もし、そういう生徒がいたとしたら、その子は塾を辞めた途端に成績を下げることになります。
自ら勉強することを「自学」というわけですが、この自学をしないとテストの成績は上がることはありません。
もし、塾の授業が素晴らしかったとしても、授業で言われたことをすべて覚えている子なんてほとんどいないんです。
習ったことを忘れる前に、宿題をしたり復習をしたりして、習った内容を覚えておかないといけないんです。
塾の授業だけを受けて、何もせずに遊んでばかりいたら、その内容はすぐに忘れてしまうんです。
それは、人間であれば当然のことなんです。
ということは、大事なのは塾の授業ではなくて、家で行う「自学」ということになります。
自学の量が多ければ多いほど、成績は上がるものなんです。
実はそれをうちの塾の生徒が証明しています。
うちの生徒は私から全員同じ授業を受けます。
私以外に指導者はいないのですから、教わる基準がブレることはありません。
もし、その授業が素晴らしくて、一回聞いただけで成績を上げてしまうようなものだったら、全員が同じように成績を上げているでしょう。
しかし、同じ授業を受けているにもかかわらず、生徒毎に成績は異なるのです。
この成績の違いは「自学」の量によって変わってきます。
自学の量が多い子は大幅に成績を上げますが、自学が足りない子は成績を伸ばすことはありません。
同じ授業を同じ回数受けているにもかかわらず、そういう違いが出てくるのです。
中学時代に「自学」の習慣を身につけてください。
そうしないと、高校で痛い目にありますよ。
高校は自学ができない子は置いて行かれるだけですから。
高校進学がゴールではありませんよ。
その先も勉強を続けていかないといけないのであれば、今のうちに自学力を身につけておきましょう。
それでは、今日はこの辺で。