私は基本的に生徒の進路に関して口出しはしません。
生徒が行きたいと言った高校や大学に行くことを応援します。
昨日卒業した子のように、自らが進路を決めることを推奨しているわけです。
塾の進学実績とかはどうでもいいんですよね。
生徒が行きたければ行けばいいというスタンスなんです。
ただ、あまりにも情報不足で、自分勝手な妄想で進路先を決めているとしたら、アドバイスはしますけどね。
結局、情報があまりない状態で決めたことというのは間違っている場合が多いですから。
自分のやりたいことと照らし合わせてとことん考えて決めた進路であれば、そこに行くことは間違っていません。
ここで大事なことは、本人が決めたことなんだから本人に責任を負わせる気持ちで後押しをすることです。
誰かのいいなりに進路を決めてしまうと、後で恨み節を聞かされる羽目になってしまいますからね。
親の意向を子どもに伝えた上で、子ども自身に進路を決めさせてください。
そして、進路を決めるのは生徒だったとしても、それを応援するのは私の仕事です。
「行きたい」と言った以上、徹底的に鍛えるつもりでいます。
どれだけ成績的に足りなかろうが「行きたい」と言った以上目指してもらいます。
その目標に届かないようなら、叱咤激励します。
何度も何度も説教だってします。
尻を叩かないとやらないなら、尻だってたたきます。(あくまで精神的に)
私は指導のプロです。
どんな子が合格して、どんな子が不合格になるのかがわかります。
不合格になるのがわかっていて、何もしないことはありません。
とはいえ、これはあくまで中学生までですけどね。
高校生は人に言われている時点で終わりなんですよね。
自らが考えて受験勉強をしていく強い気持ちがなければ、中堅以上の大学には合格できないでしょう。
ある意味、これが塾に通う最大のメリットなのかもしれません。
学校は大多数の人数を相手にするのに対して、塾はあくまでも少人数をしっかりと見るわけです。
学校が見れていない生徒の特徴を、塾なら見抜くなんてことがよくあるんです。
いよいよ10月です。
今年も3か月しかありません。
本格的な受験シーズンをどんな形で迎えるのか、この時期が正念場になりますよ。
それでは、今日はこの辺で。